事務局だより2007

日本ウミガメ協議会

-Sea Turtle Association of Japan-

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更新日 2017-02-13 | 作成日 2009-04-02

日本ウミガメ協議会 事務局だより2007

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12月8日 報告 神戸ラグーンのウミガメ、無事放流! 

071208ragun.jpg神戸空港で夏より保護していたアカウミガメ6頭は12月8日、和歌山市沖の紀伊水道で船上から無事放流されました。とにかく、南に泳いで本来の生活に戻ってくれることを祈るだけです。ご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。なお、放流の際に見送っていただいた皆様に配ったチラシを掲示します。[ラグーンのチラシ]亀崎

11月22日 報告 イシサンゴ類の白化状況その後

0711221.jpg0711222.jpgこの夏、八重山諸島の海域では高水温によるイシサンゴの白化現象が見られたことは以前に報告しました。9月16日、黒島の研究所の前でそれらがどのように変化したのかを観察してきました。リーフの外の礁斜面ではほとんどのサンゴが復活していましたが、残念ながら礁池や礁原上のサンゴ、特にミドリイシ類には褐色の藻類が付着して死亡していました。今後も引き続き観察を続けていきたいと考えています。(亀田)

10月27日 志摩半島野生生物シンポジウム参加

071027.jpg三重県松阪市の志摩半島野生生物シンポジウム第10回記念大会「里 海の生きものたひは今」に招待され、「市民の調査活動が明らかにしたアカウミガメの生態」というタイトルで講演をして きました。他にも多くの講演があり、スナメリ、シギ・チドリ、貝、外来植物、ウミガメなど、三重の里海の生物の話をいっぱい聞くことができまし た。話のすべてが薄っぺらい根拠のない主張でないことに感激しました。この会を主催した志摩半島野生生物研究会の若林郁夫代表は鳥羽水族 館に勤める傍ら、本当に地道な活動を長く続けてこられました。ようやくその成果がめきめきと発芽してきた感じです。ちょっと自慢させてもらう と、若林さんも当協議会の理事をされています。(亀崎)

10月19日 島根県隠岐島にてアオウミガメの解剖

071019.jpg島根県隠岐島の西郷にアオウミガメの解剖にいってきました。このアオウミガメには標識がついており、9月7日に当会の協力研究員の宮内叶氏によって鹿児島県野間池の定置網に入って放流されたことがわかりました。残念ながら隠岐島の定置網で死んでしまったのですが、約40日かけて日本海に回遊しながら食べていた海藻がお腹につまっているはずです。行った事がない島ですし、皆、忙しそうだったので私が行くことになりました。案の定、腸にはいろんな海藻がしっかりつまってました。成果はまた別の機会に。(亀崎)

10月5日 日本海でのアオウミガメの行動

071005.jpg9月12日、福井県若狭町で放流したアオウミガメ(やよい 甲長80cm)は、10月5日現在、朝鮮半島の東岸側にいることが人工衛星の追跡で明らかになりました。この辺りをうろつきながら餌の海藻を食べていると思われます。そろそろ水温も下がり始めました。いつごろ、どのような経路で南に向かうかが楽しみです。網に絡まることなく、何とか無事に泳いでいってほしいと思います。この季節、沢山のアオウミガメが日本海に入っているようで、10月5日も新潟と隠岐で、鹿児島県野間池で標識をつけたアオウミガメが発見されました。(亀崎・中島)

9月30日 神戸空港ラグーンにおいてウミガメ健康診断を実施

070930.jpg神戸空港ラグーンに避難させているアカウミガメ4頭の健康診断を実施しました。取り上げられた4頭のウミガメに関し、体重測定や血液検査を行ったところ、4頭とも健康状態に問題ないことが明らかになりました。また、ラグーン内を調査したところ、アカウミガメが貝を食べたあとと見られる、砕けた状態の貝殻が見つかりました。どうやら餌も食べているようです。今度は11月4日に実施し、11月下旬には紀伊水道から放流の予定です。ウミガメの取り上げに協力いただけたボランティアダイバーの皆様、ありがとうございました。亀崎

9月22日 徳島県アカウミガメ上陸産卵調査報告会の開催

070922.jpg徳島県牟岐町海の総合文化センターで徳島県自然共生室が主催する「アカウミガメ上陸・産卵調査報告会」が行われ、亀崎他が参加しました。徳島県では、1999年より県内で募集したボランティアの手によって、県内のすべての砂浜のウミガメの上陸・産卵数が記録されています。今年の上陸・産卵回数は81回、38回で、昨年の30回、14回より増加したものの、おととしの224回、127回に比べるとかなり少ないものでした。徳島の産卵回数の減少傾向は南九州の産卵地に比べ激しいことが明らかになっています。その原因の究明が必要です。亀崎

9月20日 国立自然史博物館への研修

07920.jpgウミガメを見ると多くの人が「このウミガメは何歳だろう」と疑問を持ちます。野生動物の年齢を知ることは大変難しく、ウミガメも例外ではありませんが、学術的な面でも年齢というのは大変に重要な情報です。そこで、9月6-20日の間ワシントンDCにある、国立自然史博物館のジョージ・ズーグ博士の下へ年齢査定方法の研修に行って来ました。インターンシップとして2週間を過ごし、多少は分かったような気もしてきました。これからは日本のウミガメに当てはめていく工夫をしていきます。話は変わりますが、研修の合間に国立自然史博物館を毎日見学しました。博物館ですが、動物園のように生き生きと、かつ知的好奇心を満足させる展示がされています。さすがは世界最高峰の博物館です。国立自然史博物館もその一つであるスミソニアン博物館群は動物園・美術館・航空宇宙博物館など18もの施設で構成されています。どれも素晴らしい施設で、無料で見学することができるます。機会を作ってお出かけになってはいかがでしょうか。(石原)

9月19日 アオウミガメの行動追跡調査

mituiao1-1.png日本ウミガメ協議会では、現在、アオウミガメの索餌回遊の研究を進めています。9月12日、福井県海浜自然センターの協力で、福井県三方上中郡若狭町世久見の定置網で混獲されたアオウミガメ(直甲長801mm)に発信機を装着して放流し、回遊経路の追跡を開始しました。今のところ、アオウミガメは夏から秋にかけて日本海に泳いできて、冬になる前に南のほうに帰っていくのでは、という予想をたてています。ちなみにアオウミガメは日本本土では産卵しません。しかし、たくさんのアオウミガメが日本の沿岸を餌場にしていることがわかってきました。草食性のアオウミガメにとって、日本の海にある豊富な海藻は貴重な餌なのです。なお、本プロジェクトは三井物産環境基金の支援を受けています。(中島・亀崎)

9月16日 空の日イベント

070916.jpg9月16日、神戸空港で行われた空の日イベントで、大阪湾・播磨灘周辺での活動を中心に、当会の活動紹介を行いました。ウミガメの甲羅を背負って写真を撮る親子の姿が印象的でした。
神戸空港のウミガメについての詳細はこちら

9月10日 南あわじ市にてアカウミガメのふ化の確認

070910.jpg今年、南あわじ市の阿万海水浴場にて6月7日に産卵されたアカウミガメの巣からは、8月27日に脱出が確認されました。今回その巣の孵化率調査を行うとともに砂中温度を測定して いたロガーを回収してきました。市役所の担当者やマスコミなどに見守られながら作業を進めましたが、結局、孵化率は10%で、未孵化卵の約半数は発生が進まないうちに斃死し、残りは発生後半 の様々な段階で斃死していました。卵の直ぐ下がコンクリートになっていたことが影響したのかもしれません。(松沢)

9月7日 寄付をいただきました。

070907.jpg左:インターリンクの高橋さん、中島さん、右:当会事務局長、水野当会は、株式会社インターリンクの全面的なバックアップで、3D仮想世界セカンドライフ内『八国山(はちこくやま)アイランド』に、2007年6月28日(木)、特設店舗をオープンいたしました。
セカンドライフ内では、専用の通貨L$リンデンドル(現金と交換できる)を使って様々なショッピングを行うことができます。そのサイト内で、当会への募金箱を設置していただき、本日、インターリンクの中島さん、高橋さんが来局され、皆様からの募金をお預かりしました。この募金はウミガメの調査・保護のため大切に使わせていただきます。

9月1日 ウミガメ飼育プールの安全祈願の願いと落成祝い(黒島)

070901kuro.jpg9月1日、黒島研究所のウミガメ飼育プールの安全祈願の願いと落成祝いを行いました。このプールは滋賀県の岡本州広さん嘉乃さんご夫妻につくっていただいたもので、カーミーグムイと名づけました。カーミーとはカメのこと、グムイ(小堀)は沖縄の方言で水の溜まる池や淵のような場所です。グムイは5m×5m、水深は約1mあり、大きなウミガメでも良好な環境で飼育が可能です。今後、ウミガメの研究や保護活動に使用させていただきます。岡本さんありがとうございました。亀崎

8月31日 イシサンゴ類の白化状況の調査

070831kuro.jpg黒島南東部、キャンの礁原のミドリイシを中心としたサンゴ群集 8月31日、黒島に出張した亀崎と亀田が黒島の周辺海岸のイシサンゴ類の白化状況の調査を実施しました。島の周囲の7つのポイントで潜水調査を実施しましたが、すべてのポイントで確認できるすべての種の白化が確認できました。特に礁原上の水深2m以浅のサンゴは90%以上が白化しており深刻な状況でした。これらのサンゴの健康状態が回復するのかどうかは不明ですが、もしこのまま死ぬならこの海域のサンゴは礁斜面のサンゴを残してほとんど死滅する可能性もあります。今後の経過が心配です。(亀田)

8月19日 ウミガメ学習会 開催

070819.jpg8月19日、神戸空港の西端にある池(通称ラグーン)に放流したアカウミガメ4頭の健康診断を行いました。
当日はウミガメについての学習会の他、○×クイズや、ウミガメグッズ抽会、一般公募した名前の発表など盛りだくさんな内容で多くの方にご参加いただきました。
神戸空港で飼育しているウミガメについての詳しい情報はこちら。

8月16日 写真を送っていただきました。

8_16(50).jpg沖縄のダイビングショップのマリンスターの西山昭男さんより採食中のタイマイの写真を送っていただきました。タイマイはサンゴ礁の間に生息するカイメン類を食べますが、中々カメに近づけない沖縄でこのような写真が撮られることは珍しいことです。カイメンかどうかは分かりませんが、サンゴ礁の間をゴリゴリやっているようです。西山さんありがとうございました。(亀崎)

8月14-16日 国際ウミガメ学会理事会に参加

070814.jpg8月14日から16日まで、アメリカのウェストバージニア州のNtionalConservation Training Centerで、国際ウミガメ学会の理事会のRETREATが開催され、この学会の理事を務める亀崎が出席してきました。国際ウミガメ学会とは世界のウミガメ関係者が所属する学会で、毎年、国際ウミガメ学会も開催されています。来年の会議は1月の下旬、メキシコのロレットという田舎町で開催されます。日本に産卵地を持つ北太平洋のアカウミガメの話題が多くなると思います。気楽な会議です。これを機会に皆さんも参加されてはいかがでしょうか。それにしても、3日間にわたり学会の様々な問題に関し、丁寧で私欲のない議論を展開する皆さんに感服いたしました。亀崎

8月11日 サンゴの白化(黒島より)

070811.jpg今年の夏は海水温が上昇し、黒島周辺のサンゴも白化がみられます。サンゴ虫の中には、せっせと光合成をして栄養をつくって、サンゴに与えている褐虫藻という植物プランクトンがいます。それが、水温が高くなると逃げ出すのです(サンゴが追い出すのかもしれません)。礁池の中のサンゴは真っ白で、一見綺麗ですがその後は、藻が生えてきて見苦しい海中景観になるのです。大きな白化現象は1983年と1998年に確認され、おおくのサンゴが死んでしまいました。これが自然の周期の中の現象なのか、温暖化など人為的な影響を受けた現象なのかは、知るすべもありません。ただ、このような変化を細かく記載していくことがそれを明らかにすることにつながり、それを続けることが黒島研究所に課せられた使命だと考えてます。(亀田)

8月11日 子ガメの帰海(高知県)

070811ikumi.jpg徳島県の加島祐二さん(会員)より、美しい写真を送っていただきました。子ガメが砂からでてきて、海に帰っていった足跡です。8月11日の午前五時に、加島さんが観察している高知県生見海岸で、捉えられた写真です。多分、数時間前に脱出したのでしょう。足跡がきれいに残っています。加島さんによると、54匹の足跡があったそうです。この卵は5月22日に産み落とされたものだそうです。アカウミガメの産卵はピークを過ぎ、もうほとんど終わりです。これからは孵化・脱出のシーズンに入ります。(亀崎)

8月5日 豊年祭(黒島より)

黒島研究所のある黒島最大の祭り、豊年祭が8月5日に開催されました。5つの部落が対抗してハーリー船の競い合いをします。ただし、ハーリー船の漕ぎ出しは、浜で長老の元をスタートしたウーニーと呼ばれる若者が全速力で走り船に乗り込んでからです。ハーリー船は沖に出た後、再び浜に戻り、ウーニーは必死に戻ってくるわけです。ウーニーがサンゴ礁の上を走る走力、こぎ手のチームワークと力、ウーニーがハーリー船から降りるタイミングなど、様々な要素が勝敗を支配します。亀崎が研究員をしていたころは、島外者をハーリーに乗せるのをいやがったそうです。時代は変化し、今では島に住む若者はのれるようになり、若月と亀田も宮里部落の漕ぎ手として参加しました。写真はハーリーの前に現れるミルク。(黒島研究所 若月・亀田)

8月4日 漁師のNPO理事会に参加

img_7601.jpg8月4日、当会と協力して高知県室戸で活動している漁師のNPOの理事会が開催され、協議会事務局からは亀崎・大鹿理事が、また、東京からは同じく理事の阪地氏(水産総合研究センター)・岩本氏(三井生命)が参加しました。今後とも、漁業文化の継承と海洋生物の研究を継続していくことを確認しました。写真は総会で室戸で行われたブリの生態に関する研究成果を報告する阪地氏。(亀崎)

8月1日 サイエンスカフェにて講演

070801.jpg東京大手町ネットカフェで毎週開催されている地球大学で亀崎がゲストとして出演し話をしました。竹村真一さんが企画・運営されている「触れる地球」に、ウミガメの回遊経路をのせたのがきっかけで、今回の講演の運びとなりました。
地方で講演すると切実な現実問題として語られるウミガメの話ですが、東京のように自然とはまったくかけ離れたところで話をさせていただくとなんとなく御伽噺をしているような気持ちになってしまいました。亀崎

7月27日 神戸空港にウミガメ放流

koube1.jpg神戸空港の西端にある池(通称 ラグーン)にアカウミガメ3個体を放流しました
詳細はこちら

講演のお知らせ(7月25日掲載)

8月1日、当会会長の亀崎が東京大手町のサイエンスカフェ「大手町カフェ
http://www.o-cafe.com/index.php」にて開催されている地球大学という環境セミナーで講演します。時刻は19時からです。このセミナーは竹村真一氏が主宰するものです。

7月17日 室戸より 胃の内部から釣り糸が・・・

0707017.jpg徳島県牟岐でストランディングしたアオウミガメの解剖を行いました。胃の内部からは塊状になった釣り糸が出てきました。
これが死因かどうかは不明ですが、健康に影響を与えていたことには間違いないと思います。(室戸基地東海大学学生 田中宇輝)

7月14-16日 相良自然環境塾

070714.jpg070715.jpgアカミミガメについてレクチャーする小菅氏毎年恒例の相良自然環境塾が7月14日から16日に、静岡県牧の原市相良公民館で開催されました。今年の塾生は27名の小中学生でした。あいにく台風4号の直撃をうけフィールドでの活動は十分行えませんでしたが、商店で購入した食品を分析したり、 解剖したりして、我々の食料を再認識するとともに、物質循環について学びました。また、外来種のアカミミガメの解剖を行い、その卵をもつ個体の多さや消化管内容物から、外来種問題を議論しました。講師にはカメネットワークジャパンの小菅氏、岸和田自然史博物館の花崎氏をまねき、協議会からは亀崎・仲村・谷口が出向きました。朝から夜遅くまで、常に学習で遊びの時間はまったくないきびしい塾ですが、とにかく積極的に小あじやあさりの大きさやアカミミガメの小腸の長さをはかったり、キーウイの種の数を数える子供の姿が印象的でした。亀崎

7月13日 台風4号接近(みなべ基地より)

070713.jpg日本ウミガメ協議会では6月20日より和歌山県みなべ基地を開設し、千里浜海岸に上陸産卵するアカウミガメの調査を行っています。日本列島を縦断して各地に被害を及ぼした台風4号は、ウミガメにも甚大な被害を与えました。みなべでは、13日の夕方から植生帯まで直接波が被るようになり、この状態が15日の昼過ぎまで続きました。台風の通過後に流されずに残ったことが確認できた巣は半分だけで、残りは全て流出したと考えられます。 流されなかった卵も長時間水に浸かっていることから、孵化率は極端に低くなると予想されます。また、屋久島の大牟田さんによれば、屋久島も四分の一程度が流失したのではないかとか。7、8月の台風は、ウミガメにとって大きな脅威です。 松沢

7月11日 M'sDS訪問

070711.jpg支援を頂いているリボンマグネット販売元のM'sDSへ訪問してきました。リボンマグネットとは、アメリカ発祥のリボンが元となり、今では寄付金込みのマグネットやステッカーとして販売されています。現在、M'sDSからウミガメデザインとしてマグネット5種と、ステッカーが販売されており、これまで100万近くの寄付金を頂いております。こういった多くの人の支援が集まりウミガメの調査、研究活動に繋いでいけるのも大変いいかと思います。皆さんも気になったら車や携帯にどうぞ貼ってください!水野
リボンマグネットhttp://www.ribbonmagnet.jp/

7月09日 IUCNミーティングに参加

イルカコンサートにあわせて来日したIUCN本部のHANS氏とYASHUDA氏を交え、IUCNの今後の方向性の意見交換会があり参加してきました。会議の内容は、主として2008年にバルセロナで行われる第4回IUCN世界自然保護総会の内容についてです。IUCNは4年に一度会議を行い、現在の環境問題と今後の対策の方針を決める会議を行っています。次の4年間のテーマとして、温暖化や生物多様性の保全などをあげています。私たちが対象とするウミガメにとっても、近年見られる砂浜の侵食など様々な問題が起きています。この問題を具体的にとらえ、どうしたら保全していくことができるかということを考えさせられました。水野

7月06日、08日 イルカコンサート参加報告

070706.jpg名曲「なごり雪」を歌われているイルカさん主催の「イルカ with friends」に7月6日大阪、7月8日河口湖と両日参加し、ブースを設営しました。イルカさんは2004年よりIUCN親善大使をされており、IUCN日本委員会に参加している団体が広報するためのブーススペースを作ってくれています。当会は、コンサート来場者にウミガメの現状の説明と、支援のお願いを行いました。募金していただいたお金はウミガメの保全の為に使わさせていただきます。コンサートを開催していただいたイルカさん、このイベントに賛同していただいたアーティストの方々、来場し支援していただいた皆様ほんとうにありがとうございました。水野

7月06日 オサガメ漂着

070711_osa.jpg7月6日、淡路島でオサガメの死体が発見されたとの連絡をうけて調査に出かけました。6月10日に淡路島の沼島沖でオサガメが漁師さんによって発見されており、それが何らかの事故によって死んだのだと予想されます。甲長126cmのメスでした。(仲村)

7月4日 募金をいただきました

今年の5月より本日まで、徳島県美波町の「うみがめ荘」に設置させていただきました募金箱に、たくさんの募金をいただきました。
 お預かりしましたご浄財は、ウミガメの研究・保護のため、大切に使わせていただきます。募金いただきました皆さま、真にありがとうございました。

7月01日 種子島

070711_tane.jpg種子島に今年のウミガメ会議の準備に行ってきました。7月1日はダイビングショップのシーメイルの林哲郎さん(会員)にダイビングに連れて行ってもらいました。浦田海岸からエントリーして、湾の南側にでたところで、比較的大きなアオウミガメに出くわしました。岩のくぼみで休んでましたが、我々が近づくとゆっくり逃げていきました。種子島で潜るのは三度目です。ちなみに何らかの形でウミガメをみています。ウミガメの密度が高い海域であることには違いないようです。(亀崎)

6月28日 黒島でタイマイ産卵

070704.jpg6月28日、黒島の西の浜で本年2回目のタイマイの産卵がありました。標識がなかったことで、前回の産卵個体とは別個体であることがわかりました。たまたま、黒島に研修にきていたNTT社員の皆さんが、産卵を観察しました。日本では毎年数例しかないタイマイの産卵に遭遇された皆さんはなんと運の良いことか。直甲長は887ミリで153個の卵を産みました。(若月)

6月27日 漂着死体調査

070627_2.jpg6月27日、徳島県美波町の浜にウミガメが死んでいるという情報をいただきましたので、調査に行ってきました。直甲長791mmのメスのアカウミガメで、卵をたくさん持っていました。調査後は埋葬し手を合わせてきました。産卵しに近海にやってきたことを思うと残念です。(仲村)

6月27日 募金をいただきました

昨年11月より本日まで、沼島汽船の乗船券販売所に設置させていただきました募金箱に、募金をいただきました。お預かりしましたご浄財は、ウミガメの研究・保護のため、大切に使わせていただきます。募金いただきました皆さま、真にありがとうございました。

6月26日 淡路島にて産卵

070627.jpg6月26日、昨日に引き続き、南あわじ市の砂浜で砂浜でウミガメの産卵痕跡があったとの報告がありましたので調査にいってきました。今回も産卵も確認することができました。2週間ほど前に阿万海水浴場、もしくは吹上浜で産卵した個体と同一の可能性があります。孵化予定は8月です。(仲村)

6月25日 淡路島にて産卵

070625.jpg6月25日、南あわじ市の砂浜で砂浜でウミガメの産卵痕跡があったとの報告がありましたので、調査にいってきました。随分迷走した様子でしたが産卵も確認しました。8月頃の孵化予定です。(仲村)

6月23日 栄東高校2年14組のみなさまに募金いただきました

昨年も寄付をいただいた、埼玉県 栄東高等学校 本田聡先生が指導する2年14組の皆さんが、文化祭で環境教育をテーマに募金をしたものを当会に寄付してくださいました。この場をお借りして心よりお礼申し上げます。

6月22日 日和佐ウミガメ博物館カレッタにて

hiwasaosu.jpg写真は日和佐ウミガメ博物館カレッタ 鈴木さんからの提供徳島県の日和佐にあるウミガメ博物館カレッタには世界最高齢(年齢の分かっている個体に限る)のアカウミガメの雄がいます。1950年生まれのこのカメは、もうすぐ御年57歳。しかししかし、まだまだ元気いっぱいに雌を追い掛け回していると連絡を受けました。ウミガメの繁殖を研究している私には興味津々です。出かけていって、テストステロンなどを調べるために血液を採取させていただきました。総排泄孔には精子も見られ、元気一杯であることを確認しました。

6月20日 みなべでの産卵調査開始

minabew.jpg6月20日、和歌山県みなべの産卵調査基地を開設しました。みなべ町うみがめ研究班と協力して、9月まで産卵と孵化の調査を行います。その間、昼夜の逆転した生活になります。どなたか長期間、調査を手伝ってくれる男性がおられましたら事務局までご連絡ください。(松沢)

6月10-18日 島勝浦での混獲調査

070622%20shima.jpg日本ウミガメ協議会では鹿児島県、高知県、三重県の定置網の漁師さんたちとウミガメの混獲調査をおこなっています。今回は三重県の島勝浦での調査に参加してきました。6月10日~18日の間にアカウミガメとアオウミガメがそれぞれ3頭ずつ、合計6頭が定置網に迷い込みました。この定置網では溺死するウミガメも多いことから、現在、その対策を検討しています。(石原:東京大学大学院生)

6月13日 黒島でタイマイ産卵

070618_1.jpg070618_2.jpg6月13日、黒島研究所の近くの西の浜を調査中、タイマイの産卵を確認しました。甲羅にはオーバーハングしたサンゴ礁の岩にこすりつけてできたキズを見ることができます。タイマイやアオウミガメは甲羅に付着物が付くことを嫌うことを物語っています。タイマイはサンゴ礁の隙間に棲んでいる数種のカイメンを食べて成長します。健全なサンゴ礁の海がタイマイを守るのです。ただし、黒島研究所の調査では、八重山のタイマイの成長速度はその他の海域に比べて遅く、痩せ気味であることもわかってきてます。ひょっとしたら八重山のタイマイは餌不足なのかもしれません。西の浜では既にアオウミガメが3回上陸し、1回の産卵を確認しています。(黒島研究所 若月)

6月08日 淡路島にて産卵

ama.jpg阿万海岸ama2.jpg阿万海岸産卵場所fuki.jpg吹上浜6月8日、淡路島の南あわじ市の2ヶ所の砂浜でウミガメの産卵痕跡があったとの報告がありましたので、調査にいってきました。様子から2ヶ所とも産卵していることが確認され、1ヶ所では卵も確認しました。7月下旬から8月上旬が孵化予定です。1ヶ所には自記式の温度計もうめてきました。(松沢)

6月08日 徳島より産卵だより

070609.jpg阿南の新居順子さんからも産卵の便りがとどきました。手前に見えているのがピットとよばれるところで、ここでアカウミガメは産卵しているはずです。2ヶ月ほどたてば子ガメが出て行くはずです。 (亀崎)

6月05日 講演「ウミガメの不思議な生き方とそのその保護」

070603.jpg070603_2.jpg今月は環境月間です。その一環で、東京都板橋区立エコポリスセンターにて親子対象の講演に呼ばれ話をしてきました。タイトルは「ウミガメの不思議な生き方とその保護」です。参加者は子供から大人までまざり50人くらいでした。今回は写真を見せると同時にウミガメの剥製、コガメの標本、アカウミガメの頭骨も用いて話しをしました。そこでの子供たちの反応もよく、みな見入ってくれました。今回は40分と短かったので、後半急ぎ足になってしまいましたが講演後も子供たちは標本を見に来て、いろいろと質問がとびました。今回の講演を行ったことで、どんな小さなことでもいいので子供たちにとってウミガメや動物に対して考えるきっかけになればと思います。(水野)

6月04日 和歌山環境月間記念講演会

070618_3.jpg6月4日、平成19年度和歌山県環境月間記念講演会で亀崎が『和歌山の人にぜひ知って欲しい、ウミガメのことを』という演題で講演を行いました。和歌山県は日本で4番目にアカウミガメの産卵が多い県で、みなべでは後藤清さん、新宮では速水政夫さん、串本では宮脇逸郎さんなどなど多くのウミガメ屋さんがおられます。分野が違えども故南方熊楠氏や山本虎夫氏などのことを考えると、自然に造詣の深い人をたくさん生み出す土地のようです。いつもに比べると聴衆も多く、楽しく講演させていただきました。関係者の皆様、ありがとうございました。(亀崎)

5月29日 上陸・産卵情報

ooki07.jpg事務局には、西日本各地から産卵が始まったとの報告が届き始めました。高知県四万十市の溝渕幸三さんからも大岐海岸で5月29日初産卵があったと報告がありました。写真も届きましたので紹介します。大岐海岸は後背の自然植生が極めて健全な状態で残された、数少ない海岸です。いつまでもこの浜が残ればいいのですが・・・。後背の樹林、付近での港湾の拡張工事。この二つが心配です。ところでこの足跡。どちらから上ってきたかわかりますか?(亀崎)

5月31日 混獲調査報告

070531.jpg香川県三豊市仁尾町の漁協より、定置網でアカウミガメが死んでいたという連絡を受けて、5月31日に調べにいってきました。直甲長が809mmの個体でした。解剖の結果、生殖腺より雄であることが判明しました。解剖のあと、漁師さん達が穴を掘って、お酒をかけて、拝んだあとに、埋めてくれました。仁尾町漁協の皆さん、ありがとうございました。そろそろ大阪湾や瀬戸内海にウミガメが迷入する季節になりました。(仲村)

5月27日 第2回 リバイブうみがめ戦略会議 報告  

riv2_01.jpg会議の様子riv2_02.jpg生嶋氏のガイドによる観察会5月27日、淡路島由良・成ヶ島で第2回リバイブうみがめ戦略会議を開催しました。渡し舟で島に渡り、仮設テントの下で会議を実施しました。会議の内容は第1回のリバイブうみがめ会議の内容を受けて、大阪湾に入ってくるウミガメを救う方法について話をしました。参加者の中には底引き網の漁師さんも何人もおられ有意義な会議が行われました。この夏、大阪湾に入り込むウミガメを守ってあげるコンセンサスが得られた会議でした。もちろん、会議の後半は大阪湾で唯一残された自然海岸を、生嶋史朗さんのガイドで観察し、その美しさを再認識しました。 会議にはカネテツデリカフーズの協賛をいただき、また、キリンビール神戸支社よりキリンビール「良質素材」の試飲をさせていただきました。なお、会議のすべてを支えていただきました成ヶ島を美しくする会の皆様には厚く御礼申し上げます。 (亀崎)

5月17日 募金をいただきました

昨年11月より本日まで、、兵庫県あわじ市 南淡路ロイヤルホテルに設置させていただきました募金箱に、募金をいただきました。お預かりしましたご浄財は、ウミガメの研究・保護のため、大切に使わせていただきます。募金いただきました皆さま、真にありがとうございました。

4月28-29日 Feel EARTH 2007 in 御前崎 にブース出店

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4月28-29日に、マリンパーク御前崎(静岡県)で開催された、「Feel EARTH 2007 in 御前崎」に、everblueサポート団体として、ブースを出店しました。初日は、激しい雨と風で、テントが飛ばされ、昼過ぎにイベントが中止になるというアクシデントもありましたが、2日目は、見事な快晴。2日間を通して、カヌー、シーカヤック、クライミング、アウトドア料理教室、スポーツカイト、サンドアート、ビーチフラッグなど、様々な体験イベントが行われました。29日には、メインステージでウミガメワークショップを行ったり、サンドアートで、4m程の巨大なウミガメをこどもたちと一緒に作ったりと、ブース出店以外でも、多くの活動に参加してきました。
また、今回のイベントで、参加者のみなさまから4,236円の募金をいただきました。募金いただいた皆さま、本当にありがとうございました。頂いた募金は、今後のウミガメ調査や研究のために、大切に使わせていただきます。(仲村)

4月21日 第4回表浜シンポジウム

04211.jpg消波ブロックの試験的撤去区画04212.jpgシンポジウム風景:表浜ネットワーク撮影4月21日午後、豊橋技術科学大学において表浜ネットワーク主催の「第4回表浜シンポジウム」が開催され、「ウミガメに対する脅威と対策」と題して1時間程度の基調講演を行いました。フリーセッションでは、青木教授により表浜海岸の成り立ちや侵食について解説があり、また参加者から「侵食にさらされていない浜松で卵を移植しているのはどういう理由からなのか?」と、鋭い質問も多数飛び出し、実のある意見交換の場となりました。またそれに先立ち、20日は表浜ネットワークの田中氏の案内で赤羽根以東の海岸を巡検しました。昨年、全国的に注目を集めた消波ブロックの試験的撤去区画には、堆砂垣とソダの効果により確かに砂が堆積していました。今年もウミガメがここを狙って上陸してくれることを期待します。(松沢)

4月18日 黒島にオニイトマキエイ(通称:マンタ)が回遊

manta.jpg先週、黒島にオニイトマキエイが来遊しました。黒島へは、冬に冷たい北風が吹くと回遊してきますが、4月に見られるのは珍しいことです。口を大きく開けて泳いでいることから、餌であるプランクトンを食べているので しょう。水面のすぐ下を泳ぐことも多く、岸からでも見ることができます。撮影当日 は10匹以上を見ることができました。(亀田)

4月9日 沖縄亀人会

okinawakame.jpg4月7日、沖縄県那覇市のぐるくん亭で、毎年恒例の沖縄亀人会が開催されました。今年、既に産卵を確認している国頭村の嘉陽さん、その南の大宜味村の米須さん、さらに糸満の小林さんなどの長老達に加え、大長老の宮平さんも座間味島からかけつけてくれました。さらに、久々に本島に復帰した平手さんや琉大の院生などが加わり、それぞれ勝手な話を楽しみました。なんやかんやと言いながら、沖縄からウミガメシーズンが始まります。(亀崎)

3月24日 第1回うみがめ復活会議の報告

fukkatu.jpgfukkatu2.jpg3月24日(土)、日和佐公民館で第1回うみがめ復活会議(主催:美波町教育委員会・日和佐うみがめ博物館、後援:日本ウミガメ協議会)が開催され、協議会のメンバーもお手伝いを兼ねて7名参加しました。日和佐の産卵も以前は100回以上ありましたが昨年はわずかに2回。何とか産卵を増やしたいというイベントでした。会議では、日和佐は他の産卵地に比べ産卵回数の減少が激しいこと、産卵したカメが再び産卵することが他にくらべ少ないこと、産卵後は事故死するかあるいは他の砂浜で産卵する可能性が高いこと等が、データに基づいて議論されました。ようやく市民と行政が一体となって本質的な保護活動が始まりました。(亀崎)

3月24日 コンチェルトで講演

conc.jpg3月24日に、神戸港を周遊する観光客船「コンチェルト」で講演をしてきました。これは「海の生物シリーズ」と題して、海上を走る船で生物の話を聞いて、環境学習の一環でと試みたものです。主に春休みということで、小学生を持たれる親子を対象に行われました。客船に乗っているのに風景をまったく見ずに、延々と講演を行うといった、ある意味画期的な企画でした。さらには、当日は天候が悪く、途中船酔いし、退室する子供が出てくるハプニングもありました。私もじっと立っていられなく、フラフラしながらの講演と初めての経験でした。子供たちには、実際にウミガメの甲羅を背負わせたり、瀬戸内海でも産卵があるよといった話などに、興味を持っていました。(大鹿)

3月20日 室戸調査員山崎千亜希、旦那もゲット

ebisuihuuhu.jpg当会の室戸基地には一人の女の子を調査員として置いています。山崎千亜希です。高知出身の彼女は専門学校を卒業後すぐに当会にインターンシップにやってきました。一通りのことを学んだ後、室戸基地でウミガメの混獲調査を担当しています。正月にその彼女から電話が・・・。 「結婚してもいいですか?」別に私が許可する立場でもありません。「おお、ええやん。」といいながらも、相手が気になります。何しろ住んでる男性の大部分は爺さんなのです。彼女が明らかにした相手は当会の協力調査員をしてくれている室戸三津漁協の戎井邦彦さん。いい男です。でも、大切な娘さんを室戸に送った私は、彼女のご両親の気持ちを考えると、会わせる顔がないと思っていました。ところが、この写真をみて安心。カメの調査員ですから子供も沢山できて幸せな漁師の家庭を築いていくことでしょう。これで室戸調査基地も安泰です。亀崎

2月24-28日 第27回国際ウミガメ学会の報告

kokusai.jpg写真は石原の発表風景2月24日から28日にかけてアメリカ、サウスカロライナ州マートルビーチにて第27回国際ウミガメ学会が開催され、当会からは亀崎、松沢、石原の3名が参加しました。発表は2題で、松沢はアカウミガメの上陸時刻に関する研究、石原は室戸でのアカウミガメの混獲個体の調査結果について報告しました。
この学会の理事である亀崎は理事会をこなすのがやっとでした。朝から晩まで他から隔離された状態でウミガメのことのみ考えてられるのが、この会議のいいところです。

3月9日 第18回日本ウミガメ会議のご案内

tane.jpg写真は種子島の長浜第18回日本ウミガメ会議は2007年11月16-18日、鹿児島県種子島で開催されることが決まりました。今年の海外からの招待講演者はウミガメ屋にとってはあまりにも有名なオーストラリアのコリン・リンパス博士です。アカウミガメの南北太平洋での比較が楽しみです。種子島へは鹿児島から高速船で2時間、飛行機で30分。多くの方々のご参加をお待ちしております。(亀崎)
詳細は こちら

2月25日 牛まつり

ushim2.jpg牧草ロールで示された放流会場と、放流の様子2月25日に開催された黒島最大のイベント「牛まつり」は今年、15周年の節目を迎えました。「牛まつり」はその名の通り、牛づくしのイベントで、今年は雨にもかかわらず過去最高の約4,000人が来島しました。今年は15周年の節目を記念し、いつもは1頭当たる牛が2頭用意されたり、闘牛も開催されたりと特別企画が次々と組まれ、その中にウミガメ15頭の放流も企画されました。放流者は「牛まつり」中に黒島研究所を見学した人の中から放流を希望する人を抽選で選び、牛の当選者発表前に15名の放流当選者が発表され、「牛まつり」終了後に港で放流されました。発表された15名全員が放流会場に現れたことからもウミガメが人々に愛されていると感じました。この企画を通して、ウミガメに標識を装着している調査、漂着したウミガメを見つけたら連絡をもらえるよう広く認識して頂けたと思います。また、今回放流したウミガメが1年以内に国内のどこかで生きた状態で発見された場合、放流者の最寄りの空港から、発見場所の最寄りの空港までの往復航空券が牛まつり実行委員会から進呈されます。この企画では三重大学イルカ・ウミガメ保護サークルの北地陽一さんが活躍したことも記しておきます。若月

2月10日 リバイヴウミガメ戦略会議の報告

riv2.jpgパネリストの皆様riv3.jpg 意見交換に積極的に参加する一般参加者2月10日、神戸酒心館ホールで「リバイブうみがめ戦略会議」を当会主催で開催しました。当日は約90人があつまり、大阪湾のウミガメをどうすべきか議論を展開しました。実はこの会議で、我々はこれまでの概念とは違った提案をしました。これまで大阪湾周辺でウミガメの調査を行ってきましたが、生きてるウミガメに会うよりも、死んでいるウミガメに出会う方が多いのです。しかも、放流したウミガメに発信器を付けて大阪湾で放流すると4個体中3個体が何らかの事故にあったと予想されるのです。考えれば、大阪湾や淡路島周辺では船の航行も激しいし、漁業活動も活発です。ウミガメにとってはとてつもなく危険な海なのです。とはいっても、船の航行に制限を加えるのは無理でしょうし、漁業をやめるわけにもいかないわけです。協議会内部で議論を重ね、いきついた結論は、大阪湾やその周辺でウミガメが長い間生育するのは無理ではないか。ならば、個体の保護の観点から、捕れたウミガメはそのまま放流せずに、保護してやり、適切な時期に適切な場所で放流すべきでは、という話になったのでした。今回はその意見のお披露目だったわけですが、概ね好意的な反応をいただきました。
後援いただいた(財)大阪湾ベイエリア開発推進機構・カネテツデリカフーズ(株)に感謝申し上げます。

1月30日 アオウミガメの産卵

aosanran.jpgアオウミガメの産卵(今回の個体とは違います)沖縄県国頭村の嘉陽宗幸さんより今年初の産卵の情報をいただきました。巷では温暖化が心配されていますが、ウミガメの産卵期にも影響を与えるのかもしれません。以下、嘉陽さんからの報告:1月30日に国頭村安田(あだ)の住民から、沖合に浮かぶ安田ヶ島の砂浜に3、4日前のものと思われるウミガメの足跡があるとの連絡を受けました。2月8日、確認のために上陸してみたところ、アオウミガメの産卵跡が2つありました。古い方の足跡の卵は発生が進んでいない模様で、新しい方の巣では卵頂部から1/4程度まで白くなってきていました。沖縄ではこのところ季節風もなく、少し動くと汗ばむくらいの陽気です。この陽気に誘われ気が早いカメが産卵してしまったということでしょうか。

1月16日 アオウミガメの衛星追跡

mituko.jpg昨年12月25日に鹿児島県野間池から放したアオウミガメのみつ子の回遊経路です。野間池から南下して、薩摩半島周辺で餌を食べているようです。彼女の目には開聞岳は見えてるのでしょうか? (島)
(このプロジェクトは三井物産環境基金の助成を受けています)

1月08日 高知県室戸より

hohojiro.jpghohojiro2.jpg1月8日、ウミガメの混獲調査をしている高知県室戸市の椎名大敷網に全長3.42mのホホジロザメが入りました。室戸地方ではサメを干して、鉄乾し(テツボシ)という干物を作ります。3800円で買われたこのサメ、鉄乾しにされるようです。なお、同定には日本大学の谷内透先生のお世話になりました。(室戸基地 山崎)