日本ウミガメ協議会

-Sea Turtle Association of Japan-

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更新日 2017-05-26 | 作成日 2009-04-02

日本ウミガメ協議会 事務局だより2008

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12月20・21日 ワン・ワールド・フェスティバル2008に出展 

PC210012.jpg大阪国際交流センターでおこわれたワン・ワールド・フェスティバル2008にブース出展をしてきました。このイベントは、『地球上のすべての人々と自然が共生するために、一人ひとりは何ができるのかを考えながら、行動につなげていける』ことを目的に開催されています。会場には国際機関や政府機関、企業、NGOなど様々なブースが並んでいました。当会は初めて参加となりましたが、人とウミガメ、水産資源についての関わりを取り上げ、自然の大切さを伝えました。人道支援の紹介ブースが多い中、周りとはちょっと違ったお話をさせていただきましたが、当会ブースにも多くの方々にお立ち寄りいただきました。お話を聞いてただけた方の中で、少しでもウミガメや海に興味をもっていただき、活動に参加していただけたらと思います。(佐藤・水野)

12月13日 神戸ラグーンで療養のウミガメ放流

081213kobehouryuu.jpgこの度、危険な海域からの保護、あるいは療養のために神戸空港の人工ラグーンで泳ぎ回っていたアカウミガメ4頭のうち3頭(元気、ナミオ、空)を12月13日の土曜日に健康診断を行った後、太平洋へと放流しました。この放流時期は大阪湾に入ってくることのないように水温が下がった時期としました。のこる1頭(悠)は怪我の状態から、放流するのは良くないだろうということで、徳島県のうみがめ博物館カレッタへ収容することとなりました。詳しくは悠ちゃんの悩み…をご覧下さい。放流は国土交通省・堺市の丸鷹渡船のご協力により、船で和歌山県友ヶ島沖まで連れて行くことができました。どの個体も元気に泳ぎ去っていき、一安心です。(石原)

11月16日 神戸ラグーンで健康診断

081116kenkousindan.jpg今年3回目のウミガメ健康診断を神戸空港島にある人工海水池(ラグーン)で行いました。午前中は雨が降っていたのにも関わらず、100名を越える方にご参加いただきました。この日は怪我をしていたり、大阪湾内で捕まって保護しているアカウミガメ4頭の愛称が決定しました。両前肢がサメに囓られてしまった「悠(ゆう)」ちゃん(花田さん)、雄の「ナミオ」くん(永田さん)、左後肢のない「元気(げんき)」くん(いおろい君、長谷川さん、多井君)、甲羅にフジツボをつけた「空(そら)」ちゃん(中谷さん)、です。命名者をはじめ愛称募集に応募くださった134名の皆様ありがとうございました。健康診断の結果、どのウミガメもちゃんと自力で餌を食べており、健康状態に問題はないことが確認できました。寒い中泳いでくださったダイバーをはじめ、ご協力いただいたスタッフの皆様、参加していただいた皆様、ありがとうございました。次回の健康診断は12月中旬を予定しており、健康状態に問題がなければ紀伊水道で放流します。(石原)

11月3日~14日 海山基地にて混獲調査

081114shimakatsu.jpg2008年11月3日~14日に、当会の調査基地である、三重県紀北町島勝浦にて、定置網にかかるウミガメの混獲調査を行ってきました。上記期間中にアカウミガメ1個体、アオウミガメ4個体の計5個体が混獲され、全て死亡していました。このうち、アオウミガメ4個体を解剖して、消化管内容物や生殖腺を調べました。 直甲長が95cmほどあったメスのアオウミガメの体内からは、卵胞も確認されました。また、体重が87kgのオスのアオウミガメにおいては、消化管内から、約14kgもの海草、海藻類が確認されました。これは、体重の16%にも当たり、高い割合を示したことに驚きを感じました。また、定置網での主な漁獲魚は、期間中にカマス類、イサキ、アジ類から、シロサバフグ、ギマへと変わっていきました。一方で、アオリイカは、調査期間を通じて、多く漁獲されていました。(岡本)

10月25-26日 第47回爬虫両棲類学会に参加

08ryouha.jpg栃木県の宇都宮市で開催された第47回爬虫両棲類学会に参加してきました。ウミガメに関する発表は、協議会から亀崎、石原、島田が、日和佐ウミガメ博物館カレッタから田中氏が行いました。また、紀宝町ウミガメ公園に派遣中の谷口も淡水カメ類についての発表をし、活発な議論が交わされました。みんなで宇都宮の街をぶらつきましたが、非常に風情のあるいい街でした。最後は餃子で締めてきましたが、十分な時間がなく、観光客のための餃子店街にしか入れなかったのが心残りです。(石原)

10月1日 セカンドライフ内特設店舗、大幅リニューアル

secondlife_renewal.jpgかねてより、当会を全面的にバックアップしてくださっている(株)インターリンクが、この度、日本ウミガメ協議会の特設店舗を大幅にリニューアルしてくださいました。(株)インターリンクの皆様、いつも当会を支援してくださり、ありがとうございます。
セカンドライフについてはこちら

9月27日 山梨県河口湖「イルカ with Friends」にブースを出展

080927iruka.jpg9月27日に、山梨県の河口湖ステラシアターで行われた「イルカ with Friends」にブースを出展しました。このイベントは、IUCN国際自然保護連合の親善大使を務める歌手のイルカさんが、環境の事を知ってもらうため毎年おこなわれており、今年で4年目となります。日本ウミガメ協議会もIUCNの会員なので、コンサート会場で活動紹介や支援のお願いなどおこないました。多くの方々が活動にご理解頂き、ご支援して下さいました。 皆様、本当にありがとうございます。コンサート内では、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんや俳優のコロッケさんなど、多彩なゲストの方々が、気温10度の寒さを吹き飛ばすほどのすばらしい歌声と、軽快なトークで、会場中の笑いを誘っていました。環境問題はどうしても難しくなりがちですが、今回は楽しみながら環境問題を知ることができるようなとってもいいコンサートでした。(岡本)

9月24日神戸ラグーンにアカウミガメを搬入

kisiwadaaka.jpg大阪湾内でアカウミガメを保護したと漁師さんから連絡がありました。そのまま海に逃がしてあげるのもひとつの手なのですが、大阪湾では事故にあう可能性が高いと私たちは考えています。そのため、神戸空港にある人工ラグーンに一時的に収容し、安全な時期に安全な場所で放流することにしています。今回のウミガメもその日のうちに神戸空港まで運び、人工ラグーン内に放流しました。
去年の報告がありますので、ご興味のある方はご覧ください。LinkIconラグーン報告
また、神戸空港の人工ラグーンは土日祝日は無料で一般開放されています。のんびりとした時間の中でウミガメを探してみてはいかがでしょうか。(石原)

9月20日 神戸ラグーンでウミガメ健康診断

0809201.jpg0809202.jpg9月20日に神戸空港人工ラグーン内にて保護しているアカウミガメ3頭の健康診断を行いました。3頭とも大きな体重の増減はなく、怪我をしていた場所も順調に治ってきていることが確認できました。当日はおよそ200名の参加があり、同時に行った学習会ではアカウミガメにとって日本が重要であること、なぜ神戸空港にウミガメがいるのかという話を皆さん真剣なまなざしで聞いてくださいました。少しは笑いもありましたので、肩肘はらずに聞いていただけたとも思います。健康診断も参加者は皆、自分のウミガメを思い決め、その前で思い思いにウミガメを見つめていました。触ってもいいですよ、と言わなければ自分からカメに触りに行く人も見あたらず、マナーの守られたイベントになりました。この健康診断はお手伝いいただいたダイバーの皆さん、陸上スタッフの皆さん、参加していただいた皆さんのおかげで無事行うことができました。ありがとうございました。次回は11月16日(日)の予定です。次回もどうぞ宜しくお願いいたします。(石原)

8月30、31日 沖縄北部で嘉陽氏と孵化率調査をしました

fukaran.jpgkyodairan.jpg沖縄島北部では米須邦雄さんと嘉陽宗幸さんが、毎日競うように浜を周り、産卵痕跡を調査しています。数が多かったこともあってか、今年は様々なことが起こり、その度に連絡をもらいま した。昼間、リーフの上を陸に向かって歩くウミガメがいて、総排泄腔開口部から糸を引き ずっていたとか、前肢で穴掘りをしては失敗を繰り返すヘンなウミガメとか、球でも楕円球でもない、 いびつな形の卵とか、ネタに事欠きません。今回、嘉陽さんと一緒に北部の砂浜を廻り、孵化率調査をしたのですが、また一つネタを拾いました。いびつな形の卵が確認されたアオウミガメの巣を掘り返したところ、長径6cmほどの巨大な卵が出てきたのです。発生ステージを確認するべく殻を開けると、中にはまだ生きている子ガメ(正しくは胚体というべき)がいました。きっと、白身だけたっぷりもらったのでしょう。子ガメは通常サイズだったため、大きな殻を内側から自力で破れなかったに違いありません。(松沢)

8月30、31日 「FEELEARTH2008×WINDBLOW」に参加

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8月30日・31日に静岡県御前崎でおこなわれたエイ出版の環境イベント「FEELEARTH2008×WINDBLOW」に出展してきました。本イベントは今年で2回目となるもので、環境やアウトドアをテーマにした企業、エイ出版発行のエバーブルーに登録しているNPOが参加しておこなわれています。初日は土砂降りが降ってしまい、途中で人がほとんど帰ってしまいました。しかし2日目は天気も良く、お客さんも多く来られて盛大におこなわれました。今回は当会からブースを出展し、グッツの販売やパネルでウミガメの説明などおこないました。また、親子対象にウミガメのサンドアートもおこない、大勢で楽しみながら大きなオサガメサイズの砂像を作りました。このようなイベントを通じて少しでも子供達に興味を持ってもらえたらと思います。(水野)

山階芳麿賞贈呈式・受賞記念講演のご案内

当会の会員になっていただいている立川涼博士が、鳥学の発展に寄与された方に贈られる「山階芳麿(やましな・よしまろ)賞」を受賞されました。そこで来る9月23日に東京都有楽町で賞の贈呈式と受賞記念講演がおこなわれます。ご興味の有る方がいらっしゃいましたら是非ご参加下さい。  詳細はこちら

8月24日 野生復帰イベントを開催

Returtn%20to%20the%20Wild%20.jpg三重県紀北町海山区島勝浦で、定置網に混獲されたアオウミガメを自然の海に帰すためのイベント「Return to the Wild」を開催しました。ここ島勝の定置網は中層と呼ばれるタイプでウミガメが迷い込むと窒息してしまう作りになっています。この日放流されたのは、なんとか救助することができ、同県紀宝町のウミガメ公園のバックヤードで静養していたアオウミガメでした。前日からつづく雨の中、子供達をはじめ、50人を越える人が参加してくれました。中には海に入って見送る人もいましたが、ウミガメはあっという間に大海原へと旅立っていきました。(石原)

8月23日 神戸ラグーン2頭搬入

kenkousindan.jpg当会では、大阪湾周辺で混獲されたウミガメ類を一時的に、神戸空港敷地内にある 人工海水池にて、保護しています。大阪湾周辺は、漁業が盛んで、船舶の往来も激しいため、事故にあって死亡してしまうウミガメが多いのです。そのため、一時的に保護して、水温が下がり、大阪湾から外洋へと出て行く時期まで、健康状態をチェックしながら、観察を行っています。8月23日、(株)生活環境文化研究所主催のイベントの一部として、その人工海水池にて、保護しているアカウミガメの観察と、新たに保護したアカウミガメ2頭の放流をかねて、説明会を行いました。このイベントには、親子8組20名が参加され、ウミガメと間近でふれあうことを楽しんでいました。また、子供たちからも多くの質問があり、少しでも、ウミガメについて、興味を持ってもらえたことを、うれしく思います。(岡本)

8月11日国際ウミガメ学会理事会に出席

kokusaiumigamegakkai.jpg8月11日から3日間、国際ウミガメ学会の理事会(ウェスト・バージニア)に出席してきました。学会の運営方針について3日間も話し合う、ちょっと日本では考えられない会議です。今度の国際ウミガメ学会はオーストラリアのブリスベンで2009年2月17日から19日にかけて開催されます。今回の学会の委員長は昨年の種子島会議にも来ていただいたコリン・リンパス博士です。博士から是非たくさんの日本人に出席して欲しいと伝言がありました。協議会ではなんとか現地で日本語の通訳のシステムも作りたいと考えています。時差もなく、現地は夏です。是非、多くの方に出席していただきたいと思います。手続きなどをお手伝いしますので、遠慮なく事務局にお申し付けください。(亀崎)

7月23日美浜町煙樹ヶ浜でもアカウミガメの産卵相次ぐ

enjugahama.jpg煙樹ヶ浜は、日高川の河口から日御碕に向かって西側に伸びる長さ約4.6kmの浜で、紀伊半島西部においては最大規模の浜である。後背地には、徳川頼宜公からも手厚く保護されたという見事な大松林が今も残る。この浜は新宮王子ヶ浜や井田海岸と同様に、前浜部分は礫が占め、ウミガメの産卵が可能な砂浜部分は限られている。今年は上陸跡が発見される度に、地元教育委員会の担当者の方から連絡を受け、みなべ基地からスタッフが現場に急行し、産卵の有無と卵の場所の確認をしている。産卵回数は、7月23日現在で、既に5回となった。無事にふ化・脱出が終わるまで、大きな台風が接近しないことを切に願う。(松沢)

7月17日アオウミガメかもしれないウミガメの足跡

asiato.jpg愛知県田原市にあるあかばね塾の渡辺幸久さんからメールで添付の写真をいただきました。渡辺さんはもう随分長い間渥美半島の赤羽根の海岸でウミガメの調査・保護活動を続けておられます。この写真、アカウミガメの足跡を見慣れている人は、ちょっと違うことに気づかれることでしょう。渡辺さんも「ひょっとしたらアオウミガメでは?」と直感され、送ってきてくださいました。確かに、この足跡、南西諸島でみられるアオウミガメの足跡に似ているのです。アオウミガメはこれまで鹿児島県薩摩半島での産卵例がありますが、通常は屋久島以南でしか産卵しないウミガメです。残念ながら今回の7/16-17にかけての上陸では、産卵はなかったそうなのですが、ひょっとすると近いうちに再度上陸して産卵するかもしれません。この周辺の浜にいかれる方はちょっと注意してみてください。(7/17 渥美半島赤羽根 撮影 渡辺幸久氏)

7月16 八丈島のアオウミガメ

nazumado.jpg7月16日から5日間八丈島へ行ってきました。八丈島はスキューバダイビングが盛んな島ですが、ナズマドと呼ばれるスポットを中心に、年間を通してアオウミガメが見られるようです。実際に潜ってみると、必ずと言ってよいほどアオウミガメに遭遇しました。サイズも大きい個体から小さな個体まで幅広く、多いときには一ダイブ中に、何度も遭遇することがありました。年中を通してみられるということなので、八丈島周辺は、アオウミガメにとって重要な生息場なのでしょう。ただし、そんな中、必ずしもアオウミガメは悠々自適に暮らしているわけではありません。漁の網に絡まって命を落とすことや、餌になる海藻、特にマクサの減少が著しいようです。また、今回遭遇したアオウミガメの中にフィブロパピロマと呼ばれる皮膚病に感染している個体を幾つか確認しました。ざっと3割程度です。現地に行く前からフィブロパピロマに感染している個体がいるという情報を得ていましたが、日本近海では未だ確認されていない高い感染率で、非常に驚かされました。上記を含め、今後多角的な調査をしていく必要がありそうです。(島田)

7月9日アオウミガメ「ジェーン」に発信機装着

jean.jpgjean2.jpg北太平洋におけるアカウミガメ最大の産卵地である屋久島は、アオウミガメの産卵地 の北限でもある。ここに産卵に訪れるアオウミガメの中に、右後肢と臀部をサメに食べられたような特徴的な痕を持つ個体がいる。「ジェーン」 と呼ばれるこのアオウミガメは、不自由な体ながらも1988年に標識装着されて以来、3年~4年毎にいなか浜を訪れて産卵してきた。そし て、そのジェーンが今年もやって来た。一般的に成熟したアオウミガメは沿岸域で海草や海藻を食べて暮らしており、小笠原 で産卵した個体の多くは日本本土沿岸で再捕される。しかし、南西諸島で産卵するアオウミガメがどこを餌場にしているかはわかっていな い。そこで、今回、産卵後の回遊場所を探る目的で、7月9日未明、屋久島いなか浜にて今年3度目の産卵をしたジェーンの背甲に発信機を装 着した。アオウミガメは甲らを岩などに擦り付けて付着物をとる習性があるため、なかなか追跡が難しいのだが、さて今回はうまくいく か・・・・・(松沢)

6月25日サメに肢を食べられたウミガメを保護しました

080625.jpg6月25日早朝、紀伊水道で漁をしている漁師さんから、サメに肢を食べられたウミガメを収容したとの連絡が入りました。翌日、治療のために神戸に運び、王子動物園で治療を受けたあと、神戸空港のラグーンに収容しました。昨年も傷ついたカメを収容しましたが、このアカウミガメは左右の前肢が半分食いちぎられ、後肢の付け根にも裂傷があります。まさしく、サメに何度も襲われたようです。この個体をどう治療していくかは今後の課題です。義手でもつくれればいいのですが。(亀崎)

明石市における産卵

080624.jpg写真は明石の海岸です。柵の中には6月4日に産卵したアカウミガメの卵が埋まってます。明石では何年かおきに産卵があります。今回は3年ぶり。3年前には砂から子ガメが出てくる様子をインターネット中継し、好評を得ました。日本ウミガメ協議会では今回も明石市に協力して見守っていく予定です。(亀崎)

6月13日協議会ゼミ

zemi%2008_6_13.jpg協議会ゼミは、日本ウミガメ協議会が関わる研究や調査をそれぞれ担当する方に発表してもらい、その結果得られた情報や進行状況などを関係者間で共有することを目的として行っています。事務局近くの自治会館を借りて、朝から夕方まで一日かけて行います。今回は11名が発表しましたが、いづれも議論が終わらず、2時間半ほど延長しました。ゼミの後も、東海大学の斉藤君の持ってきてくれた室戸の魚を肴に、日付が変わるまでウミガメの話が続きました。(石原)

6月11日生見海岸で産卵・サーファーの方達と移植

ikumi.jpgサーファーが集まる高知県の生見海岸にて、ウミガメの産卵の連絡があったので、調査に行きました。産卵場所は人がよく足を踏み入れる場所であるだった為、移植をおこなう事にしました。移植には、産卵を終え海に帰っていくウミガメを見た方達も参加しました。さらに役場の方も来て、約15名で作業をおこないました。卵の数は135個でしたが、人数も多かったので短時間で終わりました。 陽気な方が多く、ウミガメの卵の話などで盛り上がり、終始にぎやかに作業がおこなわれました。今年はどこも産卵が多いという事で、生見海岸でも今後の産卵が期待できそうです。移植を手伝って下さったサーファーの皆さん、役場の廣田さんありがとうございました。(松本)

6月9日大阪湾内で死亡したアカウミガメの解剖

080609sioyamisaki.jpg大阪府岬町にてアカウミガメが間違って網に入り死亡しているという連絡を受け、調査しました。貝塚市立自然遊学館の皆様に協力していただき、解剖したところ、95個の殻のついた卵とたくさんの卵黄が確認されました。この個体は直甲長73.2cmとアカウミガメの成熟メスにしては非常に小さい個体です。先日、大阪湾内の明石市の海岸で産卵が確認され喜んでいたのもつかの間、ここ数日、湾内で卵を持った個体の死亡が相次ぎ、非常に残念です。連絡してくださった皆様、調査を手伝ってくださった皆様、場所を提供してくださるなどたくさんお世話になった貝塚市立自然遊学館の皆様ありがとうございました。(岡本)

6月6日 鹿児島野間池でカメ談義開催

080606kagonma.jpg鹿児島の野間池では3年前より定置網に入るウミガメの調査を行っています。網元で当会の理事でもある宮内叶さんや漁師さんが、ウミガメが入ると計測を行い、標識をつけて放します。随分とデータもたまってきたので、6月6日、漁師や地域の皆さんへの報告会を実施しました。名付けて「のま池カメ談義」。ここで捕れるカメはほとんどアオウミガメ。明らかになったことを話すと、さすが漁師さんの反応はよく、まさしくカメ談義ができたのでした。もちろん、定置網でとれた旨い魚と焼酎も皆を饒舌にしたのでした。(亀崎)

6月6日 淡路島にストランディングしたアカウミガメの解剖・亀供養

080606awaji.jpg080606awaji2.jpg兵庫県南あわじ市の海岸にてアカウミガメのストランディングがあるとの連絡を受け、調査にいきました。すでに膨張していましたが解剖をおこないました。お腹の中には102個の殻のついた卵が確認されました。この近くの海岸で産卵する予定の個体だったのではないかと推測されます。また、今回の現場近くの林の中には亀塚と呼ばれるお墓があります。死亡したウミガメが打ちあがると、塩と酒で清めて埋めた後、お経を唱えるのです。今回は亀供養に参加させていただきました。供養をみると、いつも以上に死亡したウミガメの無念さを強く感じる1日となりました。情報を下さった皆様、調査を手伝って下さった皆様、ありがとうございました。(岡本)

6月4日 「明石松江海水浴場産卵」

今年11月のウミガメ会議(明石会議)開催に向けて、明るい話題です。6月4日未明、 明石市松江海水浴場において、アカウミガメの産卵が地元住民により発見され、明石市職員の立会いの下、大鹿達弥 外来研究員により卵が確認されました。明石市でウミガメの産卵が確認されるのは以来3年ぶり。極端に幅の狭い足跡から判断すると、体の小さなメスだったと思われます。6月下旬に同じメスが再度産卵すると予想されますが、西隣の区画は水上バイク用に提供されているため、その影響で場所を変えることが懸念されます。現場は、突堤に挟まれた海水浴場の区画のほぼ中央部で、防潮堤から数メートル。安全のために、産卵巣は工事用の鉄柵をで囲われました。今後の孵化脱出を予測するべく、産卵巣の近傍に温度ロガーを埋設しました。(松沢)

6月1日 日和佐にて性判別法のレクチャー

080601hiwasa.jpg内視鏡を使って卵巣を見ているところウミガメは大人にならないと外見から雌雄がわかりません。そのため、性別を知るには内視鏡を使って卵巣や精巣を直接確認する必要があります。今回、その確認技術を手に入れるため、南知多ビーチランドの黒柳氏を招き、日和佐ウミガメ博物館カレッタにて講習会を行っていただきました。しっかりと性別を調べていくことは生態を知る上で重要です。また、卵の時の温度で性別の決まるウミガメでは、雌雄の割合を知ることも大変重要です。必要な機材が高価なのが問題ですが、なんとか手に入れて、性判別を行っていきたいと思います。(石原)

6月1日 愛知県豊橋市のおいでん祭

080601omotehama.jpg砂浜に描いた世界地図を指しながらアカウミガメの生活史を説明するPeckham氏080601omotehama2.jpg前日の海岸視察で表浜ネットワークの田中氏の説明を受けるPeckham氏6月1日、豊橋市伊古部の海岸において、表浜ネットワークと中京テレビによる「表浜 おいでん祭2008」と「24時間テレビ地球環境保護支援・水辺清掃プロジェクト」のタ イアップイベントが開催され、当方も来日中のHoyt Peckham氏とともに協力参加しました。海岸清掃に続く「砂浜講座」では、松沢が、豪華商品争奪・ウミガメクイズ大会を、Hoyt Peckham氏が、アカウミガメ生態ミニ講習をそれぞれ担当し、約200名の参加者に、楽しみながら、アカウミガメとそれを取り巻く諸問題について学んでもらいました。

5月31日 日和佐にて調査協力員の講習会実施!

hiwasa.jpg5月31日、徳島県美波町日和佐中央公民館で徳島県ウミガメ調査協力員の調査講習会が行われました。今年から徳島県ではアカウミガメが県の希少種に認定され、より大切にされることになりました。徳島県では10年前よりボランティアによって県内ほとんどすべての海岸でのウミガメ産卵が記録されています。そこで明らかになってきたことは、全国でも最も産卵回数の減少が激しい地域であることです。何とか、とりあえず現在の10倍の産卵にもどそうと、今年も保護調査活動が始まりました。(亀崎)

5月30日 「ホイットとチョット飲みながらカメを見る会」開催

syusinkan.jpg5月30日夕刻、リバイブウミガメ戦略会議「ホイットとチョット飲みながらカメを見る会」が神戸酒心館で開催しました。多くの神戸市民に参加頂き、カメの話に花を咲かせることができました。最近、環境問題などを扱う講演会は堅いものが多いと感じていたことから、このように大人が酒を飲みながら楽しめる講演会を企画しました。ホイットの講演はすばらしく、概ね、狙いは的中し、多くの参加者の方々にウミガメをより理解いただけたと思います。カネテツさんから最高級のかまぼこの差し入れもあり、酒心館によれば酒はいつもの3倍でたとのこと。さすがカメ好きの皆さんでした。(亀崎)

5月29日 メキシコの研究者を連れて漁師さんと交流

080529.jpg後列左から3番目がHoyt Peckham氏共同研究者であるHoyt Peckham氏が来日したのを機に、漁師さんと協力してウミガメの調査・研究・保護をしている定置網で交流と意見交換をしてきました。Hoytはメキシコのバハ・カリフォルニアでアカウミガメの研究をしているアメリカ人研究者で、日本で生まれたアカウミガメは遠くメキシコまで太平洋を渡っていくことから私たちと協力し合いながら活動しています。今回の交流によって日本とバハの現場について互いに理解を深め、良い刺激を与え合うことができました。また一つ、何かが前進しそうです。(石原)

5月27日 中種子町長へご挨拶

080527.jpg面談後の撮影 左から須田氏、町長、ホイット、水野種子島の中種子町の川下町長にご挨拶させていただきました。訪問したメンバーは、メキシコで研究をおこなっているホイット・ペックハム、昨年メキシコへ漁師の国際交流をおこなった中種子町民の久米満晴氏、須田大輔氏、当会の水野の4名です。今回の訪問では、中種子町にみられるウミガメの説明と、砂浜の問題についてお話させていただきました。中種子町は西側に長浜という12kmにもなる日本でも有数のウミガメの産卵地がみられます。この長浜を含めて、今後も種子島の良い砂浜が残り、ウミガメにも人にもよい環境が続けばと思います。(水野)

5月25日 第2回ウミガメサーフィン祭りに参加及び講演

080525.jpgウミガメなりきりレース第2回ウミガメサーフィン祭りが開催されました。主催はよいらいきサーフィンクラブという中種子町の団体で、サーフィンをしている小学生から高校生、父兄や指導者の方々が参加しました。さらに今回は、メキシコでウミガメの研究をおこなっている研究者(ホイット・ペックハム)も参加しました。祭りは、昼間のサーフィン競技(小学生~高校生)からはじまり、ウミガメなりきりレース、ウミガメ宝探しゲームとおこなわれ、夕方から地元のウミガメ調査員や当会とホイットによるウミガメ講演、ミニスケートボー大会、地元の踊りなどがありました。200名を越える人が訪れ盛大におこなわれました。今回のイベントを通じて、種子島の子供達が多少なりともウミガメについて興味を持ってくれたと思います。イベントを主催したよいらいき関係者の方々、本当にお疲れ様でした。今後ともよろしくお願いします。(水野)

5月16日 みなべ学講座が開催されました

080516minabe.jpg5月16日夜、みなべ町教育委員会主催の「みなべ学講座」がみなべ町生涯学習センターにて開催され、「アカウミガメ~千里から世界の海へ~」と題して、千里浜における調査研究の成果報告も含め、1時間半ほど講演をしました。千里浜は、本州で最大の上陸密度を誇る産卵地です。かつては、開発の危機もありましたが、有識者の機転で県立自然公園や文化財への登録がなされ、難を逃れました。経済的基盤が弱い地域では、不必要な公共工事を受け入れたり、ウミガメに頼った町おこしをせざるを得ない例が少なくなく、多くの場合何がしかの負の影響がみられます。幸い、みなべ町には、南高梅や備長炭などに代表される強い地場産業があるため、安易にウミガメを観光の呼び物にせずに済んでいます。また、浜の背後にある王子社と観音堂が、観光客に自制を促し、地元の行政や住民の支援・協力を得た後藤氏を中心とした調査員・監視員が観察指導を行うことで、節度ある環境が奇跡的に保たれてきた産卵地です。講演の中では、この特殊性に触れ、今後もバランスを乱すことなく、後世にこの素晴らしい環境を引き継ぐことの重要性をお話しました。(松沢)

5月16日 香川県の川にアカウミガメ!?

zizougawa.jpgアカウミガメが死んで見つかった地蔵川 (河口より約12km地点) 2008年5月15日に香川県の川でウミガメが死んでいるとの情報が入りました。ウミガメが川で見つかるというのは、あまり聞いたことがありません。そこで、なぜウミガメが川にいたのかを調べるため、現地にとんで調査してきました。調査の結果、このウミガメは未成熟のオスのアカウミガメであること、人の手によって河口から12km上流まで運ばれたこと、飼育されていたわけではなく川に運ばれるまでは海を泳いでいたこと、捕まったのは外洋に面した地域であること、が分かりました。現地で調査することによって、様々なことが分かりましたが、このアカウミガメがなぜ瀬戸内海に面した香川に来なければならなかったのか、なぜ死んで川で見つかることになったのか、解決できそうにない謎は残ります。(石原)

5月12日 延縄の糸が絡んで死んだアカウミガメ

haenawa.jpgNPO法人沖縄県ダイビング安全対策協議会の小菅陽子さんより読谷村宇座の沖合の海中で死んでいるアカウミガメの写真が送られてきました。口にはマグロの延縄と思われる釣針と糸が引っかかり、糸の先は海底の岩に絡まっていたそうです。マグロの延縄の針にかかったアカウミガメが、口に糸がついたまま泳いでいて、糸が海底の岩に引っかかったのだと思われます。肺呼吸するウミガメは海面で呼吸をしないと、窒息死してしまいます。漁業による混獲は、ウミガメ減少の大きな要因です。ウミガメの混獲死の根絶は我々の目指す大きな課題でもあります。(亀崎)
写真 5月3日、延縄の針をつけた状態で発見されたアカウミガメ。
撮影:NPO法人沖縄県ダイビング安全対策協議会 案納昭則(あんのうあきのり)さん

4月30日 アカウミガメが交尾にやってきました!

080430.jpg沖縄でダイビングをされた江口敏一さんより、ウミガメの写真を何枚か送っていただきました。この写真は沖縄県南城市 奥武島南沖500mで撮影されたそうです。4月24日11時半頃のことで、水温は22度だったそうです。頭の大きさからアカウミガメ、尾の伸び方より雄であることがわかります。沖縄島や屋久島からは産卵の報告が聞こえてきます。雄も雌を求めて、海岸近くをうろついているようです。アカウミガメが交尾する海域については、まだよく分っていません。情報をおもちの方は、是非、お知らせください。江口さん、ありがとうございました。(亀崎)

4月25日 「第9回明日への環境賞」の贈呈式に出席

asu.jpg宮崎で1973年からアカウミガメの保護活動を続けている宮崎野生動物研究会が朝日新聞社の主宰する「第9回明日への環境賞」を受賞されることになり、25日に東京で行われた贈呈式に出席しました。会長の竹下完さんや中島義人さんは当会理事でもあられます。この会は地元動物園や大学の専門家と地元の有志の方々によって構成されたグループで、ウミガメだけではなく哺乳類や鳥類など地元の動物の実態を科学的に報告し続けてられました。中でもウミガメの調査も既に30年を超え、貴重なデータと世界的に評価されています。宮崎の砂浜とい えば侵食の激しい海岸です。今後の活躍に期待するとともに、宮崎の砂浜がアカウミガメの産卵場として、末永くその自然が生き残ることを祈ります。(亀崎)

4月20日 EARTH DAY 2008 ~漂流物~からのメッセージ

080421.jpg4月20日、関西空港に程近い貝塚市二色浜において、Patagonia大阪とビーチクリーン 土佐による環境イベント「EARTH DAY 2008 ~漂流物~からのメッセージ」が催され、 ゲストとして参加してきました。約50名の参加者とともに、海岸に散らばるゴミを拾 い集め、JEAN/クリーンアップ全国事務局の小島あずさ代表の指導の下、集めたゴミを 世界統一基準に従って詳細に分別し、その内訳について調査しました。陸上由来のものに混じって、カキ養殖用パイプなど水産業関連のゴミも数多く見られ、集めた多様なゴミを前に人間活動のあるべき姿について考えされられました。ただ、慣れ無いことをしたせいか腰を痛め、現在でも腰にベルトを巻いています。。。(松沢)

4月20日 アースディ東京に出展

080420.jpg東京都代々木公園でおこなわれたアースディNPOビレッジに当会より出展してきました!アースディとは毎年4月22日前後におこなわれる地球の事を考える日で、代々木公園では盛大なイベントがおこなわれています。当日は、時折雨のぱらつく中、多くの方々に来店していただきました。ブースではウミガメの現状や放流会の問題点などをパネルを使って説明、ウミガメグッツのご購入などおこなうことができました。また、いつもお世話になっている企業や団体の皆さんにも来店していただけました。普段は西日本での活動が中心なので、ひさしぶりに関東の会員さんや企業の方々とお話ができてよかったかと思います。ご来店頂いた皆様、本当にありがとうございます。次は5月24日・25日に兵庫県ポートアイランドにて出展していますので、お時間があるかたは是非お越し下さい。(水野)

4月10日 ハワイでウミガメ諮問委員会に出席

080416.jpg4月10,11日、ハワイで開催された米国政府、西部太平洋区漁業管理評議会のウミガメ諮問委員会に出席してきました。この会議では、アメリカにおける適切な漁業を続けるためにはウミガメの保全を考えなければならないとの立場から、太平洋のウミガメの保全に対する予算をどのように配分するかが検討されます。アメリカの政府の会議ですが委員にはアメリカ人3人に加えオーストラリア2人、日本とメキシコが各1人含まれています。これまで5年間のアメリカ、インドネシア、日本、メキシコでの委託研究や保護活動について評価をしましたが、日本で生まれるアカウミガメについては、益々注目が集まり、その保護に関する議論が活発に行われました。(亀崎)

3月24日 大阪事務局の窓に看板を設置しました

080325.jpg日本ウミガメ協議会の事務局はビルの3Fにあります。海のない枚方でウミガメというのも似合わないですし、そもそも私たちはシャイなので、私たちは目立つ看板などは出していませんでした。最近、ひょっこり近所の松森君という高校生がボランティアをしたいと尋ねてきてくれました。そこで作ってくれたのが写真の看板です。松森君、ありがとうございました。(亀崎)

3月15日 日和佐うみがめ博物館特別講演会を開催

080315.jpg3月15日、徳島県の日和佐公民館で、美波町と当会が共催の「日和佐うみがめ博物館特別講演会:ウミガメ調査50年でわかったこと~美波町・大浜海岸アカウミガメの産卵を増やそう~」が開催されました。いつも以上に地元の方に関心を持っていただき、70人の方々がききにきてくれました。重田と亀崎が日和佐のウミガメの減少の度合いは他に比べて激しいこと、回帰するウミガメも著しく少ないことなど、日和佐に残されたデータの解析結果について報告を行いました。2020年には何とか100回以上の産卵に戻すことを目標に頑張ることにしました。亀崎

3月10日 美ら海を守るシンポ:島から砂浜が消えそうだ!

0803101.jpg0803102.jpg財団法人亜熱帯総合研究所が主催する「美ら海を守るシンポ:島から砂浜が消えそうだ!」が3月10日那覇市で開催されました。会員の嘉陽さんが国頭、米須さんが大宜味、ペインさんが恩納、小林さんが糸満、井上さんが読谷・恩納について報告したほか、当会からは亀崎が基調講演、理事の平手、谷崎、黒島研究所の若月がそれぞれ報告しました。どこの砂浜も侵食やゴミなど沢山の問題を抱えていることが改めて明らかになりました。印象的だったのは、沖縄の観光資源としての砂浜の価値に関する討論でした。例えば、美ら海水族館の価値を100とした場合の沖縄島の砂浜の価値はどうかと問いかけたとき、どうやら参加者の雰囲気では100以下、つまり、砂浜は水族館の価値よりも低いらしいのです。これでは、砂浜は無くなっていくはずです。社会にもっと砂浜を認知してもらえるよう努力が必要です。写真は沖縄県八重山諸島黒島西の浜1987年(左)と2000年(右)です。この場所より1km北にできた港によって侵食が起こったと考えらます。(亀崎)

2月16日 神戸空港にてウミガメのふれあい及び展示を実施

080216.jpg2月16日、神戸空港で行われた開港2周年記念イベントにて、ウミガメふれあいコーナー&ウミガメの環境教育をおこないました。来場者には本物のウミガメとふれあってもらいながら、当会のメンバーがウミガメの現状などの説明をおこないました。本物のウミガメを前に大人も子どももおおはしゃぎで、見られた方々にはとても喜んでもらえました。今回の展示では多くの人にウミガメの現状について知ってもらえたかと思います。また、多くの方々にたくさんの募金をいただきました。募金をしていただいた皆様ありがとうございました。(谷口)

2月10日 若いタイマイのデート現場の写真が届きました

0802101.jpg0802102.jpgウミガメ同士が何かコミュニケーションをとっている光景は交尾時期以外に、見ることはあまりありません。ウミガメは群れをつくることもほとんどなく、まれに同じ種の他個体に出会っても、無視するのが普通です。でも、今回、沖縄のダイビングショップMARINE STARの西山昭男さんから届いた写真をみて驚きました。まだ、成熟してないタイマイが2頭、たがいに見詰め合っていたというのです。さらに、相手の前足をかるく噛んでいたというのです。大きさから産卵するには早すぎるタイマイです。この行動にはいったいどんな意味があるのでしょうか。そろそろ春の気配が南の海から漂ってきました。場所は渡嘉敷島だそうです。(亀崎)

1月17日 国際ウミガメシンポジウム参加報告

0802011.jpg0802012.jpg1月18日から26日まで、メキシコの南バハカリフォルニア州ロレト市にて、第28回国際ウミガメシンポジウムと関連行事が催され、78カ国から1000人を越える数の関係者が集まりました。事務局からは石原と松沢がそれぞれポスター発表をし、亀崎が理事会に出席しました。講演会場にはイヌが入ってきて糞をしたり交尾をしたり、露天の ポスター会場では10年に一度という雨に振られたり、また田舎ならではの不自由もありましたが、参加者は皆それも含めて会議を楽しんでいたようで、盛んに情報交換を行っていました。見張るような発表は少なかったように思いますが、あちらこちらで同世代がリーダーシップを発揮している姿が印象に残り、何かと鼓舞される1週間でした。次回29回大会は来年2月14日から19日まで豪州ブリスベンで開催の予定です。(松沢)

1月17日 雪降る福井県でアオウミガメの解剖

080117.jpg福井県大飯町でアオウミガメが見つかりました。この時期に日本海で見つかるアオウミガメ、どんな個体なのか気になったので調査してきました。行くとは決めたものの、日本海には雪マーク。引き返すことも考えながら向かいましたが、チェーン巻いたりしながら何とか現地に到着。調査したアオウミガメは見た目に痩せており、冬になると日本海では海藻が少なくなることを印象付けられました。情報を下さった皆様、調査を手伝っていただいた皆様、ありがとうございました。(石原)

1月10日 冬の大阪湾内での漂着

080110.jpg1月10日、兵庫県淡路島南あわじ市でウミガメの死体が漂着しているとの連絡を受けて、調査へ出かけてきました。甲長75.9㎝のオスのアカウミガメでした。大阪湾内の水温も下がり、湾内で迷入するカメも少なくなる時期なのですが、残念な知らせとなりました。谷口