日本ウミガメ協議会

-Sea Turtle Association of Japan-

英語.jpgスペイン語.jpg

| HOME | ウミガメについて | 事務局だより2012 |

更新日 2017-04-25 | 作成日 2009-04-02

日本ウミガメ協議会 事務局だより2012

日付&タイトル部分をクリックしてください。記事が表示されます。

12月28日 南あわじ市津井の海岸に漂着したアカウミガメの調査に行ってきました!

漂着個体(事務局だより用).JPG12月28日、兵庫県南あわじ市津井の海岸にウミガメが漂着しているとの連絡を受け調査に行ってきました。現地で確認すると漂着していたのは甲長770mmの未成熟なアカウミガメでした。解剖して生殖腺を調べたところ、オスであることが分かり、消化管からは貝類や魚類骨が出てきました。また、体内には分厚い脂肪層が確認されました。ここ最近、淡路島からの漂着情報が多いのですが、現地に行き解剖調査を行ってみると、どの個体も体内に分厚い脂肪層が確認できます。これらのカメたちは、夏から秋の間にたくさん餌を食べ、これから冬の餌場へと移動しようとした矢先に不慮の事故にあってしまったと予想されます。今回のカメは残念ながら死亡していましたが、この海域に出現するウミガメのサイズや食性を知る上で重要な手掛かりとなりました。調査当日は冷たい風が吹き付け、小雨が降っており厳しい天候でしたが、近所のおじさんから「寒いのにごくろうさま」と温かい言葉をかけていただきました。天候とは逆に心が温まる調査となりました。調査に協力してくださった皆様ありがとうございました。(上野)

12月14日 南あわじ市の海岸に漂着したアカウミガメの調査に行ってきました!

漂着現場(事務局だより用).JPG12月14日、兵庫県南あわじ市阿那賀の海岸にウミガメが漂着しているとの連絡を受け、調査に行ってきました。市役所の方の案内で現地に到着し確認すると、漂着していたのは甲長798mmの未成熟なアカウミガメでした。残念ながらウミガメはすでに死亡していましたが死後あまり時間が経っていないせいか状態が良く、細かな形態測定を行うことができました。私は淡路島にウミガメの漂着・混獲調査に行くのは今年で3度目でしたが、今回が初めての解剖調査でした。解剖して生殖腺を調べたところ、その形状よりオスのカメであることが分かりました。また、調査結果の中で興味深かったのは、胃内容物からたくさんの魚類の骨や皮がでてきたことです。瀬戸内に出現するカメの食性はまだまだ分からないことが多いので、今回の解剖結果は大阪湾や播磨湾でのウミガメの食性を把握する上で非常に貴重な情報となりました。調査に協力してくださった皆様ありがとうございました。(上野・柿野)

11月17日 徳島アカウミガメ上陸産卵報告会を開催しました!

PB170096.JPG徳島県徳島市・徳島大学にて上陸産卵調査報告会を行いました。徳島県はウミガメとの縁が深い地域で、1950年に上陸数のカウントを初めて行った日和佐大浜や1954年より現在まで調査を継続している蒲生田海岸などの砂浜を有しています。ところが、昨今の徳島県内の上陸産卵回数の減少は顕著であり、今年の産卵回数は、昨年と比較すると約3倍に増加するものの、長期的な傾向は回復の兆しは全くみられないのが現状です。
今回の報告会では、特に徳島県は上陸に対して産卵する確率が低い砂浜が多いことが議論に挙げられました。これは、掘ってもすぐに石やコンクリートがあり、かたくて掘れない、産卵ができない砂浜が多く、砂浜環境が悪いこと原因として挙げられました。また、産卵調査について、調査者によって確認方法が異なり、産卵回数について低くカウントされている可能性も議論されました。
次年度の課題として、足幅を利用した上陸産卵回数のカウント方法について提案され、徳島のウミガメを取り巻く現状を正確に理解したいという県民の方の意識を感じました。(植月)

11月13日~20日 「ウミガメと環境・写真と漂着物展」が開催されます!

002.JPG2012年11月13日~20日 四万十市立中央公民館ロビーにおいて、高知県四万十市で活動する溝渕幸三さんが「ウミガメと環境・写真と漂着物展」を開きます。年始に続いて、本年2回目の開催です。今年上陸のウミガメたちや砂浜にたどり着いた漂流物などの120点の写真と展示物の展覧会は、必見です!!(植月)
※本展示会は無事終了いたしました。 多数の皆様にお立ち寄り頂き、誠にありがとうございました。

11月4日 神戸空港の「空の日イベント」に出展してきました!

cfbbhici.jpg空の日イベントでは、市民や空港利用者が楽しめる様々なイベントが催されます。当会では、神戸空港人工ラグーンにて、大阪湾でケガをしたウミガメを一時的に保護し、安全に外洋へと放流する「大阪湾ウミガメレスキュープロジェクト」を須磨海浜水族園等と協力し行っており、今回はその活動紹介や支援を呼びかけました。また、今年、大阪湾でゴミに混じって発見されたアカウミガメの赤ちゃんの展示も行い、老若男女問わずたくさんの方にウミガメを身近に感じてもらえたのではないかと思っております。ブースでは色々な質問や心のこもった温かい募金もいただきました。今回ブースに来てくださった皆様、誠にありがとうございました。(木田・植月)

11月4日(日) 神戸空港「空の日イベント」にて出店してきます!

11月4日に神戸空港にて空の日イベントが開催されます。そこで大阪湾ウミガメレスキュープロジェクトについての展示をしてきます。当日は、当会オリジナルグッズの販売や、実際に今年、大阪湾内でレスキューしたアカウミガメを展示をします。皆様、是非お越し下さい!
また、同時に神戸空港の人工海水池では今年2回目となる第2回ウミガメ観察会「ウミガメ・エコツーリズム」と前足を失ったアカウミガメの悠ちゃんの人工ヒレの装着試験を実施します!
浅くて餌が豊富な大阪湾には毎年、海水温が上昇してくるとウミガメが北上してきます。ところが、そこは船の往来や漁船の操業が激しく、多くのウミガメが死んでしまいます。そこで、周辺で収容されたウミガメは神戸空港島の人工海水池で一時保護し、必要な場合は治療を施し、秋になれば高知県の海に放します。今年は、アカウミガメ(7頭)と研究用にアオウミガメ(1頭)を収容しております。
ウミガメ観察会では、健康診断を行うため人工池から引き上げたウミガメの甲羅洗いや、ウミガメクイズに紙芝居などイベント盛り沢山です。是非、ご参加ください。なお、悠ちゃんの人工ヒレ装着試験は、第26モデルをテストします。試験の様子は、解説付きで見ることができます。

■ウミガメ観察会「エコツーリズム」日程
・平成24年11月4日(日曜)
 12時30分~、14時30分~ と二回に分けて開催します
・開催場所:神戸空港島西緑地 人工海水池内 北側東屋周辺
・実施内容:ウミガメの身体測定(12時30分のみ)
      ウミガメ解説、ウミガメクイズ、ウミガメ紙芝居、ウミガメの甲羅洗い

神戸空港「空の日イベント」の詳しい情報はこちらから
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2012/09/20120926172501.html

10月20日 第4回志布志湾会議実行委員会を行いました!

PA200029.JPGあれよあれよという間に、ウミガメの繁殖シーズンもほぼ終わりを迎え、第23回日本ウミガメ会議もあと1か月ちょっとというところに迫って参りました!事務局でのウミガメ誌作成作業はもちろん、実行委員会の皆様と会議準備も佳境に差し掛かっております。
10月20日に会議前最後の全体の実行委員の打合せを行いました!日本ウミガメ会議はもちろん、志布志湾をぐるりと囲む市町の自然や歴史も堪能してもらおうと、打合せにも余念がありません。参加申し込みがまだの方はお早めにお申し込みください!
LinkIcon会議詳細はこちらをクリック

10月16日 チャリティポット5周年記念交流会に参加してきました!

ラッシュジャパン.JPG株式会社ラッシュジャパンさんの主催するチャリティポット5周年記念交流会に参加しました。チャリティポットとは消費税を除く、売上げ金額のすべてがチャリティに使用されるボディクリームで、日本ウミガメ協議会も2008年に支援いただきました。今回事業開始5周年、200団体に総額2億円を越えたのを記念して交流会が横浜にて開かれました。今回、約80の団体と全国のラッシュで働くスタッフの皆様、一般来場者が参加し、原材料となるフェアトレードのバナナや国産の果物も振る舞われました。(石原)

9月22日 みなべ千里浜で59巣のふ化率調査を行いました!

IMGP882圧縮.jpg掘り返されたばかりのアカウミガメの巣IMGP8842圧縮.jpg海へと続く子ガメたちのの足跡近年、各地でウミガメの産卵巣が掘り返される被害が多発しています。これに対し、みなべ千里浜では、一昨年からLion大阪工場の皆さんの協力を得て、産卵巣に竹やステンレス製の網を被せるなどの対策を講じています。秋分の日の今日、その効果の確認も含めて、59巣のふ化率調査を行いました。今年は、6月19日の4号以降は台風の襲来がなく、高い孵化率を期待したのですが、そう、甘くはありません。沖縄を襲った台風15号、16号の余波で、浜には巨大な流木が打ち上げられ、食害防止のため設置していたの中に網は、埋もれたり、ひっくり返っていたりするものもあり、網を失ったいくつかの巣は、掘り返され、無残にも卵殻が散らばっていました。それでも、孵化卵殻や海へと続く子ガメ足跡を見つけては、無事の旅立ちを喜び、秋風に吹かれながら子ガメたちの長旅に思いをはせました。(松沢)

9月20日 大阪岬町に漂着したアカウミガメの調査に行ってきました!

2012.9.20大阪府泉南郡岬町漂着アカ.JPG9月20日、大阪府岬町の東川河口でウミガメが漂着しているとの連絡を受け、調査に行ってきました。現地に着き、確認すると漂着していたのは甲長が755mmのまだ未成熟のアカウミガメでした。残念ながらすでに死亡しており、腐敗も進んで、死後かなり時間がたっているようでした。大阪湾では水温が高くなる夏の時期にアカウミガメが湾内に入り込んで、漁業によって誤って捕獲されたり、事故に巻き込まれて死亡することがよくあります。この個体もおそらく何らかの事故に巻き込まれて死亡したものと思われます。残念ながら今回の個体は死亡していましたが、大阪湾に出現するウミガメの特性を把握する上で貴重な情報になりました。調査にご協力していただいた皆様ありがとうございます。(上野)

9月15日 日本動物学会 大阪大会において、アカウミガメの自然史の講演を行います!

動物学会_web.jpg2012年9月15日(土)14:30~17:00、大阪大学の豊中キャンパスで開催される「日本動物学会 第83回大会 2012大阪」において、当会・亀崎が「アカウミガメの自然史-これまでの研究成果とこれから」の一般公開講演会を行います。入場は無料です。是非皆様お越し下さい!
詳細は日本動物学会のホームページまで!
LinkIcon詳細はコチラをクリック!
※本講演は無事終了いたしました。 多数の皆様にお立ち寄り頂き、誠にありがとうございました。

8月17日-19日 第10回相良自然環境塾が開催されました!

NFH4vA.jpg静岡県牧之原市のカメハメハ王国と日本ウミガメ協議会が共催する「第10回相良自然環境塾」が8月17-19日に萩間公民館で開催されました。この塾は、自然を評価することで、子供達の知能や分析力を鍛えようとするもので、今年で10回目になります。参加者は小学校の4年生から中学2年までの12名。今年のテーマは「川はやっぱり魚だ」。勝間田川でとにかく魚をとり、それを調べました。たくさん獲れたオイカワやマハゼの体長組成を分析する生徒、ウナギやナマズの胃内容物を分析する生徒と、12名の参加者がそれぞれテーマを決めて研究をしました。子どもの頃この塾で学び、現在は東京の大学に通う若者もボランティアで参加し、子供たちにとっても有意義な体験だったに違いありません。(亀崎)

8月14日 第4回嘉陽海岸住民参加型エコ・コースト推進協議会に出席!

DSC09202.JPG2012年8月14日の嘉陽海岸沖縄本島北部東海岸に嘉陽という集落があります。沖のリーフ内にはジュゴンやアオウミガメが食べるウミヒルモなどの植物が生えています。この海岸には堤防があるのですが、最近の台風で何度も越波し、集落が水浸しになることが再三繰り返されました。そこで護岸をかさ上げし、越波を防ごうということになり、沖縄県が護岸工事を計画したのです。その協議員に選ばれた亀崎は、8月14日、嘉陽に出張し、協議会に出席しました。
今回の協議は、これまで県が計画してきた護岸現行案と琉球大学仲座栄三教授が提唱されたセットバック案を、比較検討することでした。現行案は海岸の植生帯の海側に護岸を作る案、仲座案は植生帯の集落側あるいは植生帯の中に護岸を作る案です。私は、砂の飛散防止効果が高い、海からの景観が優れている、海浜の生態系特に分解者の生息地がより保全される、などの観点から、仲座案の方が優れていると発言したのですが、現行案が階層分析法という手法でよいとされてしまいました。
私は、現行法だと護岸の海側に植栽された植物が活着するまえに流され、それとともに砂が流出し、砂浜の退行が起こりウミガメの産卵ができなくなるという危険性が高いことを話しました。往々にして土木屋さんは工事完了直後の景観を想像し、それを完成型と位置付けます。ところが我々生物屋は工事後の5年、10年単位の変化を予想し、議論を行うのですが、そこが全くかみ合いません。このようなことを繰り返しながら、沖縄の海岸の多くが美しさを失い、そして生物学的な機能を失ってきました。そして、誰もその責任を認識しようとはしません。この美しい嘉陽海岸も、かなりの確率でその景観を失うような気がしてなりません。(亀崎)

8月10日(金) 【枚数限定】 手作りウミガメクイズPaper新発売!

ウミガメクイズチラシ.JPGかわいい絵のついた子供向けのウミガメクイズペーパー(A4サイズ)を作成しました。1枚30円、1000枚限定で販売します。子供たちにちょっとウミガメのことを説明するのにおすすめです。これから子ガメ脱出時期に突入です。野外での観察会には是非お使いください!
←画像をクリックすると拡大表示されます
LinkIconお買い求めはこちらから

8月5日(日) ウミガメ観察会「ウミガメ・エコツーリズム」を開催しました!

ウミガメ甲羅洗い.JPG子ガメ探し大会.JPG悠ちゃん紙芝居.JPG


当会では、神戸市と協力して、瀬戸内海ウミガメレスキュープロジェクトを行っています。毎年、海水温が上昇してくるとウミガメが北上し、浅くて餌が豊富な瀬戸内海にやってきます。ところが、そこは船の往来や漁船の操業が激しく、多くのウミガメが死んでしまいます。そこで、周辺で収容されたウミガメは神戸空港島の人工海水池(人工ラグーン)で一時保護し、必要な場合は治療を施し、秋になれば高知県の海に放します。今年も8頭のウミガメを人工ラグーンへ収容しており、今回、そのカメたちの健康診断を行うためウミガメを取り上げる際、市民の皆さんにも浦島太郎の気分を味わってもらおうと、観察会を実施しました。観察会には約100名程の親子に、ウミガメクイズや紙芝居、甲羅洗いなどに参加いただきました。特に人気だったのが、子ガメ探し大会でした。事前に当会スタッフが子ガメのフィギアやウミガメの卵に似たピンポン玉を本物の産卵巣にみたてて埋めたものを探してもらうのです。参加者は必死になって探しておりました。結局、スタッフも埋めた場所がわからなくなるという結末になってしまいましたが、皆様には楽しんでいただけたかと思います。参加していただいた皆様ありがとうございます。(谷口)

8月5日(日) ウミガメ観察会「夏だ!海だ!ウミガメだ!」を開催しました!

20120805明石市大蔵海岸3.jpg20120805明石市大蔵海岸5.jpg20120805明石市大蔵海岸1.jpg


明石市の海岸は、外洋から離れた播磨灘に面する都市部にありながら、数年おきにアカウミガメが産卵に訪れます。これまで当会は、明石市と協力して、市民とともに子ガメの脱出を見守り、その姿をネット中継するなどの取り組みを行ってきましたが、平成20年度を最後に産卵が途絶えています。そこで、明石で産卵するアカウミガメのことを忘れないように、明石市や須磨海浜水族園と共催で、多くの市民にウミガメに触れ合っていただく観察会を市内の大蔵海岸で実施しました。ウミガメを一目見ようと集まった、水着姿の親子連れやカップルなど約200名の市民に、クイズやウミガメの身体測定、甲羅磨き、砂の中に隠した子ガメや卵のフィギュアを探すゲームなどを楽しんでいただきました。特に印象的だったのは、自宅でクサガメを飼育しているという小学3年生の男の子の知識量で、クイズに全問正解するだけでなく、他の質問にもことごとく正解し、司会者と他の参加者を驚かせていました。暑い中、集まっていただいた参加者の皆様、ありがとうございました。(松沢)

8月5日(日) ウミガメ観察会「ウミガメ・エコツーリズム」開催します!

神戸空港島西緑地人工海水池(通称:人工ラグーン).JPG平成24年8月5日(日曜)に市民の皆さんと今年で5年目となるウミガメ観察会「ウミガメ・エコツーリズム」を開催します。ウミガメクイズに紙芝居、ウミガメの甲羅洗いなどイベント盛り沢山です。是非、ご参加ください。なお、同日にサメによって前肢を失った「アカウミガメの悠ちゃん」の人工ヒレの装着試験も同場所で実施します。この「悠ちゃん人工ヒレプロジェクト」も4年目を迎え、改良に改良を加えた人工ヒレも随分進化し、今回は第24モデルをテストします。試験の様子は、解説付きで見ることができます。
◆ウミガメ観察会「エコツーリズム」日程
・平成24年8月5日(日曜)
・12時30分~、14時30分~ と二回に分けて開催します
※炎天下ですので、冷たい飲み物、日焼け対策などを準備された上で、ご来場ください。
・開催場所:神戸空港島西緑地 人工海水池内 北側東屋周辺
・実施内容:ウミガメの身体測定(12時30分のみ)
   ウミガメ解説・ウミガメクイズ・ウミガメ紙芝居・ウミガメの甲羅洗い
保護しているウミガメを半自然の人工ラグーンから取り上げる作業を手伝っていただけるダイバーも大募集しております。お問い合わせは 080-4159-3966(担当:谷口)まで

8月1日 書き損じハガキでウミガメ支援!

本日、事務局に書き損じはがきが届きました。「何かの役に立ててください」と匿名の方より頂きました!ありがとうございます!
書き損じはがきは切手などに交換することができるので、大切に有効活用させていただきます!!
LinkIcon書き損じハガキで支援!はこちら

7月28日 「イルカwith Friends」Vol.8に出展してきました!

120728イルカコンサート1.jpg120728イルカコンサート2.jpgさすがに大阪枚方とは違う!涼しい~!!と大変爽やかな気分で河口湖ステラシアターにて開催されたイルカさんコンサートに事務局長植月は初参戦いたしました。着ぐるみ着用でウミガメ保全についてPRをし、リピーターの方々や興味を持っていただいた方々とお話をさせていただき、大勢の方から募金や応援をたくさんいただきました。本当にありがとうございます。このコンサートはIUCN親善大使であるイルカさんと地球の自然保護を考えることを中心に開催されています。今回は西湖(富士五湖の一つ)でクニマスを再発見された「さかなクン」もトークゲストとして参加され、イルカさんとの絶妙な掛け合いで、クニマス発見に至るまでの紆余曲折を軽快に話しておられました。口下手な私には大変うらやましい限りなのですが、やはり環境保全等の活動も聞いてくださる皆様にわかりやすく話す術を磨かなければ!と色々と勉強になった1日でした。出展ブースにお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!(植月)

7月25日 辺野古基地予定地とウミガメに関する日本ウミガメ協議会の見解

 普天間飛行場の移設先である名護市辺野古地区におけるウミガメの産卵に関して、いくつかのマスコミがその問題を取り上げている。当会のこの問題への見解をここに記しておきたい。
 沖縄本島ではアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種のウミガメが産卵するが、2011年に当会に寄せられた情報によると、2011年の上陸確認回数はそれぞれ818回、129回、8回であった。また、最も数が多いアカウミガメが上陸した砂浜は、本島全体で66か所存在し、国頭村、東村、大宜見村、名護市、今帰仁村、本部町から構成される北部では内、44か所が記録され、まだ自然が残されている本島北部にウミガメ産卵地の中心があることがわかる。辺野古地区での調査結果は得ていないが、それなりの上陸は行われていると思われ、確かにその砂浜が消失することは遺憾に感じる。
 ただし、日本ウミガメ協議会は辺野古地区の砂浜消失よりも、基地の建設によって引き起こされる可能性の高い、より大きな問題に懸念を抱いている。
 辺野古地区に面する大浦湾やその北の沿岸域はジュゴンやアオウミガメの貴重な生息域であることことがわかってきている。彼らが生息しているのは、この海域にウミヒルモやリュウキュウスガモといった餌となる植物が繁茂しているからである。しかし、今回の基地建設によって辺野古周辺あるいは大浦湾周辺の流れの構造に変化が生じ、もっと多くの砂浜や餌となる植物が消失する懸念があるのである。
 辺野古周辺や大浦湾、さらにはその北のリーフの内側の海底に存在する砂、あるいは砂浜に堆積している砂は、現段階での潮の流れによってバランスがとれた状態になっている。この流れは基地に伴う海中構造物の建造によって変化することが予想される。流れの変化は砂の移動に変化をもたらし、周辺の砂浜を消失させることは、日本各地で報告されている。また、流れの変化とそれによる砂の堆積変化は、砂地に生えるウミヒルモなどの海草の生育にも、一時的あるいは半永久的に影響を与えることが予想される。これらの植物の消失は、それを餌としている動物の生息環境ではなくなることを意味しており、そして、このような事態に陥る可能性は低くはないと考えている。
 我々としては、極東の安全保障の問題に抵触する基地問題の是非に関して発言を行うつもりはないが、当事者である日米両政府が、今回の基地建設がこの海域の生態系を大きく変化させ、場合によっては日本で唯一のジュゴンの生息地、あるいは西太平洋でも重要なアオウミガメの餌場を消失させる可能性が高いことを自覚された上で、十分な配慮を行いながら、事業を遂行していただくことを期待する。  

日本ウミガメ協議会会長 亀崎直樹  2012年7月25日

7月15日 海浜植物「ハマボウ」観察会に参加してきました!

120715成ヶ島海浜植物.jpg120715成ヶ島ハマボウ.jpg「海浜植物」を皆さんご存知でしょうか?ウミガメが産卵する砂浜の砂の流出を抑えるために「海浜植物」は重要な役割を果たします。海岸の生態系において無くてはならないものですが、開発によってこれらが見られなくなってしまった海岸も多くあります。
淡路島の洲本市由良・成ヶ島には兵庫県で唯一ハマボウの群生地があるということで、観察会に行ってまいりました。ハイビスカスのような形の黄色く可愛い花をつけるハマボウをはじめ、たくさんの海浜植物がしっかりと根を張っていました。この砂浜で年に数回のウミガメの上陸がみられるのも、これら海浜植物によって砂浜が維持されているからなんだなぁと改めて砂浜の魅力を感じました。皆さんも是非いろんな砂浜を訪れた際には、海ばかりでなく「海浜植物」にも目を向けてみてください。(植月)

7月15日 新潟でアカウミガメの産卵が確認されました!

041.JPG20120716-2.jpeg7月15日朝、新潟水族館マリンピア水族館の加藤治彦さんより、近所の砂浜でアカウミガメが産卵したとの電話がありました。日本海側での産卵は数が少ないのですが、大部分は福岡県やせいぜい島根県。新潟となるとかなり珍しいのです。うまく孵化するといいのですが・・・。(亀崎)

7月4日 CIQUETO x orgabits 「Blue Ocean Project」のコラボTシャツ登場!

IMGP2402.jpgIMGP2394.jpgIMGP2395.jpg


DSC_1312.JPG地球環境に配慮した活動を支援するCIQUETOとオーガニックコットンを取り扱うorgabitsのコラボプロジェクト、「BLUE OCEAN PROJECT」のチャリティーTシャツが販売されます!この売上げの一部はウミガメ協議会に寄付されます。このTシャツは全国のイオン系列にて展開する服飾ブランド「ikka」「LBC」にて販売されていますので、お近くにお立ち寄りの際は是非ご確認ください!また、ikka、LBCのネットショップでもご購入いただけます。
LinkIconikka 公式オンラインショップはコチラ
LinkIconLBC CIQUETOオンラインショップはコチラ
※TシャツのデザインはikkaとLBCとでは異なります。
※デザインのバリエーションはサイトでご確認下さい。

6月21日 淡路島にてウミガメの上陸痕跡が見つかりました!

南あわじ20120621.jpg南あわじ阿万20120621.JPG6月21日朝、南あわじ市の阿万海岸でウミガメの上陸痕跡が見つかったとの連絡を受け、現地を踏査してきました。残念ながら、今回は、植生内でボディーピットをしただけで産卵せずに帰海したようです。おそらく、数日中に、近隣の砂浜に再度上陸することでしょう。ちなみに、南あわじ市では、2007年に阿万海岸での産卵を含め4回の上陸が確認されています。その時のメスが戻ってきたのかもしれませんね。(松沢)

6月9日 第23回日本ウミガメ会議 第2回実行委員会を開催しました!

20120609第2回志布志湾会議実行委員会.JPG第2回実行委員会は「志布志湾会議」として、志布志湾に集うウミガメに携わる方、またウミガメを通じて地元をもっと知ろうとされる方々が志布志市外からも新たに加わり、総勢21名にて行いました!実はウミガメに関わってきたが、日本ウミガメ会議というものを今回初めて知ったのだとおっしゃる方もいらっしゃり、23回を迎えるこの日本ウミガメ会議もまだまだウミガメを調査している方に浸透していないのか!?ということに衝撃を受けました。今年は、早めの準備・早めの広報を心がけております。来月下旬にはポスターも完成し、参加申込も開始予定です。協賛や広報のご協力をいただける方からのご連絡もお待ちしております!多くのウミガメ通と今年もウミガメについて語り合いましょう!(植月)
LinkIcon第23回日本ウミガメ会議の詳細はこちらまで!

6月9日 平成24年度和歌山県みなべ町千里浜調査が開始されました!

6月9日より和歌山県みなべ町千里浜において、当会調査員とボランティアによるアカウミガメ上陸産卵状況調査が開始されました。みなべ千里浜は本州最大級のウミガメ産卵地であるとともに、ウミガメ調査の歴史は古く、1981年にみなべうみがめ研究班の後藤清さんが調査を開始されてから現在まで31年間継続して調査が続けられている世界でも貴重な産卵地となっています。毎年産卵シーズンになると、当会調査員とボランティアの方々で千里浜の近くにある千里観音というお寺に常駐させていただき、毎晩20時から4時ごろまでアカウミガメの上陸産卵状況を調査し、アカウミガメの体サイズの測定や標識の装着を行っています。千里浜での6月16日現在までの上陸回数は61回(6月9日からの集計)、産卵回数は22回と、例年よりも多く確認されており今年度はたくさん産卵に来てくれるのではと期待大です!今年度も調査メンバー全員が調査に向けて一致団結し、皆でみなべでの調査・生活を有意義なものにできるよう精いっぱい頑張っていきたいと思います。(木田)

緊急企画!「亀崎会長とフリッケ博士と行く八重山ダイビングツアー」開催!

2012divingtour.jpgシーラカンスやサンゴ礁生物の研究で世界的に知られるダイビング界の巨人、ハンス・フリッケ博士と亀崎会長と一緒に、八重山でダイビングをしませんか?日程は2012年5月28日から3泊4日、申し込みは5/18まで。
LinkIconご案内・参加申込書はコチラをクリック!
※募集は終了しました。

5月14日 双海海岸に、今年初めてアカウミガメが上陸しました!

010.JPG高知県四万十市の溝渕幸三さんより、高知県西部の双海海岸に、5月14日、今年初めてアカウミガメが上陸したとの連絡がありました。いよいよ、日本本土でもウミガメの産卵期がはじまりました。(亀崎)

5月13日 唐津の阪本登さんがウミガメ保護で環境省自然環境局長賞を受賞!

「自然保護の大切さを訴えていきたい」と10年にわたってアカウミガメの保護活動に取り組んできた唐津市の阪本登さんが、野生生物保護功労者として、(公財)日本鳥類保護連盟総裁等から表彰されました!本当におめでとうございます!
LinkIcon詳細は環境省ホームページまで!

5月12日 平成24年度徳島県アカウミガメ上陸・産卵調査講習会を開催しました!

講習会集合写真.JPG講習会集合写真講習会風景.JPG講習会風景蒲生田小海亀大好き像を囲んで.JPG蒲生田小海亀大好き像を囲んで


5月12日に徳島県阿南市において、平成24年度の徳島県アカウミガメ上陸産卵調査講習会を開催しました。本年で14年目に突入するこの会では、地元の調査ボランティアの方をはじめ、徳島県や阿南市の職員の方、また当会のスタッフなどで、徳島県のアカウミガメの現状と問題などについて議論を交わしております。今年は「徳島県のウミガメ調査の歴史とこれから」というテーマで、長年続いてきた調査が高齢化や過疎化によって危ぶまれる現状をどのように次世代に引き継ぐかということに焦点を当てて議論しました。また、実際に観察に訪れた蒲生田海岸では、小学生の毎日の観察から始まった調査の歴史だけでなく、かつて781頭の上陸があった頃とは大きく様変わりした砂浜の様子についても地元の方から説明を受けました。現場で話をすると今まで聞いたことのなかったウミガメと地元の方とのかかわりなど、新しい情報を伺うことができ、ウミガメの調査の歴史というのは生活の一部として各地で根付いた文化なのだと知ることが出来、対話の重要性を改めて実感いたしました。(植月)

5月12日 平成24年度アカウミガメ上陸産卵調査講習会を行います!

アカウミガメの産卵の季節がやって参りました。今年も徳島県にて、アカウミガメの上陸産卵調査講習会を5月12日(土)に開催します。徳島のウミガメ調査のこれからについて一緒に考えてみませんか?若い方の参加も歓迎しております!お誘いあわせの上、ご参加ください。(植月)
LinkIcon上陸産卵調査講習会のご案内はコチラ
LinkIcon参加申込書はコチラ

4月23日-25日 北モントレー水族館に行ってきました!

モントレーワークショップ20120424.JPG4月23日-25日に、モントレー水族館とスタンフォード大学・ホプキンスが共催する会議に招かれ、出席してきました。モントレー水族館は、地域の海洋生態系を紹介しつつ、保全のための様々な活動や研究を展開しています。今回の会議は、今後、同水族館が北太平洋のウミガメについて取り組んでいくにあたり、求められる研究課題、効果的な保全活動、水族館が担うべき役割などについて、議論するため専門家が招集されました。日本で産卵し、アメリカ西海岸で生育するアカウミガメについては、漁業で死んでしまうカメや日本の砂浜の現状を憂う声がきかれました。(松沢)

4月24日 沖縄・渡嘉敷島から産卵の知らせ!

20120424083810.jpg20120424083823.jpg20120424083842.jpg20120424083901.jpg


沖縄・渡嘉敷島から産卵の知らせが届きました。いよいよウミガメの産卵シーズンの到来です!
【写真提供】沖縄・渡嘉敷島 アイランズトリップ 森野さん

4月17-19日 北西太平洋アオウミガメ会議を開催しました!

Jennifer Cruce.jpgdiscussion.jpg懇親会.jpg4月17日から19日の3日間にわたり、神戸市立須磨海浜水族園にて北西太平洋アオウミガメ会議を開催しました。開催に至ったのは、近年、日本沿岸に存在するアオウミガメの摂餌域を、日本だけでなくミクロネシアなどの西太平洋に起源を持つ集団が利用するなど重要な役割を果たしていることが明らかになってきており、今後の研究発展や保全策策定のため、近隣諸国との情報交換、協力関係を築くことが目的でした。本会議では実際に、ミクロネシア、フィリピン、グアム、サモア、台湾といった近隣諸国の研究者に日本の研究者を加えて、各海域における本種の現状について、情報を共有し、今後の国際協力について、話し合うことができました。どの講演も非常に興味深いものばかりでしたが、特にフィリピンにおけるウミガメ調査が非常に進んでいることや、どの海域においてもpitタグと呼ばれる挿入式の標識が多く装着されていることに驚きました。今後、本種の回遊生態や海域間の利用について考えていく上で、非常に重要な情報交換の場となり、有意義な時間を過ごすことができました。本会議を開催するにあたり、支援して下さった三井物産環境基金の皆様、多大なるご協力をいただいた神戸市立須磨海浜水族園の皆様、通訳をして下さった、小松聖児さん、高瀬麻以さん、齋藤稔さん、また、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。(岡本)

3月27-29日 韓国済州島で開催された第2回日韓ウミガメ研究会議に参加してきました!

専門者会合に臨む亀崎会長.JPG専門者会合に臨む亀崎会長済州島の産卵場所を説明するJung博士.JPG済州島の産卵場所を説明するJung博士3月27-29日、韓国済州島で韓国水産研究所主催の第2回日韓ウミガメ研究会議が開催され、当会より亀崎と松沢が招待され、情報交換と今後の研究の協力関係について話し合ってきました。済州島の南岸では、かつてアカウミガメの産卵があったが今はないという話、済州島の定置網ではアオウミガメの混獲があるという話、韓国本土では東岸ではアオウミガメを見ることができるが、西岸では見られないことなどが話題に上りました。今後、標識調査などで協力していくことになりました。(松沢)

3月21日発行 「エコひょうご」に神戸空港人工池での活動が掲載されました!

財団法人ひょうご環境創造協会の協会情報誌「エコひょうご」No.63(2012年春号)に「ウミガメレスキュープロジェクト」と「悠ちゃん義肢プロジェクト」が掲載されました!ウミガメレスキュープロジェクト」は漁網などにかかり傷ついたウミガメたちを一時的に神戸空港人工池で療養させ、元気になったら大海原へ返すという活動です。悠ちゃんは現在須磨水族園でお見合いの真っ只中。今後は、自力で産卵までできる人工ヒレの開発に期待です!(植月)

3月11日―17日 メキシコ・フワトゥルコ国際ウミガメ学会に参加してきました!

HPたより用写真1.jpgHPたより用写真2.jpgメキシコ・フワトゥルコにて開催された32th International Sea Turtle Symposium(ISTS)に参加してきました!!ISTSとは世界各国のウミガメ研究者・調査者約800人が一堂に会し、各国最先端のウミガメ研究や保全活動を報告しあうことで知識や教訓を共有して、今後の研究や保護政策の在り方などを討論、協議することを目的とした国際的なウミガメ学会です。また夜になると、お酒を片手に各国の研究者とウミガメ談義に花を咲かせるというウミガメ好きにはたまらない“お祭り“でもあります。メキシコはヒラタウミガメを除くすべての種類のウミガメが産卵に訪れる“ウミガメ大国”として知られており、開催地のフワトゥルコはメキシコの太平洋側に位置し、沿岸域には日本で生まれ北太平洋を横断してきた未成熟なアカウミガメがやってきます。今年の学会へは当会からは松沢と私(大内)が参加し、松沢は「日本沿岸におけるウミガメ混獲の削減のための定置網脱出装置の開発」について、私は「アカウミガメの産卵行動は経験によって変化するのか?」について、それぞれ口頭発表を行いました。最終日の夜には発表会場の野外でダンスパーティが開催され、気難しそうな顔をした研究者もお互い言語が通じない調査者も、ウミガメとダンスミュージックで一つになり、体を揺らしました。(大内)

3月14日、15日 野間池の混獲調査を見学に行ってきました!

DSC06860.JPGDSC06975.JPGDSC06868.JPG


DSC06939.JPG鹿児島県薩摩半島の西の端、野間半島にある「船宿のま池」に行ってまいりました!!美味しいお魚、美味しいお酒を求めて行ったのは勿論ですが、今回の大きな目的は野間池の定置網漁にご一緒させていただくことでした!当HP出もご紹介している通り、宮内叶さん、洋次さん親子をはじめ、こちらの漁師さんにはウミガメの混獲調査にご協力いただいております。今回は鹿児島大学の期待の学生5人と一緒に乗船させてもらい、私にとっては初めての定置網漁を見学させていただきました。運よく混獲されているウミガメを見ることもでき、普段どのように漁師さんがウミガメ調査を行っているのかを教えていただくこともできました。鹿児島大学の学生さんも一生懸命に漁を手伝い、色々な経験をさせていただくこと、普段あまり見ない海の生き物を見ることに興奮しており、こういった交流ができる学生さんは幸せだなと朝のさわやかな空気の中でしみじみと感じ入りました。野間池でお会いしました皆様、素敵な時間をありがとうございました!!(植月)

3月13日 第23回日本ウミガメ会議 第1回実行委員会の開催!

今年は鹿児島県志布志にて、「志布志湾会議」を11月30日から12月2日の3日間行います。第1回会議には協議会の人間を含め11人が出席しました。今年の会議のテーマや地元でウミガメ活動について力を入れていらっしゃる方の紹介など志布志の方の熱意と地元の方々の活動についてたくさんの意見を交わしてきました。調査をする中で問題だと思っていること、こんなことをやりたいと思っていると考えていることなど、今回の会議を通して志布志湾全体がつながり、より良い地域にしよう!という意思が感じられました!たくさんの熱い思いと美味しいお料理、お酒がいただける志布志湾会議、是非皆様スケジュールをあけてご参加ください!(植月)

2月23日 青森で漂着したアオウミガメの調査に行ってきました!

120223青森アオウミガメ3.jpgこの時期に青森県の日本海側からの漂着情報ということで、何を食べているのか、生殖腺はどうなっているのか、など気になることが多々あり、調査に行ってきました。さすがは北の大地、朝の気温はマイナス9℃。雪やらみぞれやらわからないものが「やませ」の強風とともに吹き付ける中、解剖を行いました。体内には発達した卵胞が多数あり、今年産卵予定だったのかもしれません。もうひとつ目を引いたのは、脂肪層の厚さです。寒さに合わせて脂肪を蓄えたのか、適応として脂肪がついたのかはわかりませんが、過去に見たどの個体よりも厚い脂肪を持っていました。また、胃内には、ぎっしりと海藻が詰まっており、表面水温5℃の海でも、しっかりエサは食べていたようです。極寒の中、調査をできたのは、何度も暖かいコーヒーとお湯を差し入れてくださった、藤田康久様をはじめとする中泊町役場小泊支所の皆様のおかげです。情報をくださった上に、温かいおもてなしをいただき、ありがとうございました。(岡本)

2月3日 石川県で保護されたアカウミガメと添えられた白鶴の御神酒!

20120207石川からきたアカ (2).JPGお神酒とともに送られてきたアカウミガメ冬になると、日本海では寒さに凍えたウミガメが打ち上がります。2月3日にも石川県かほく市の海岸でアカウミガメが漁師さんに保護され、須磨海浜水族園に急送、保護されました。運ばれてきた発泡スチロールの中にはお酒が・・・。縁起をかついで漁師さんが入れてくれたものでした。南浦の漁港に無事着いたことを電話すると、なんとカメを保護して3日間大漁続きだとのこと。やはり、ウミガメは助けるものです。そして大切なのはお神酒を供えることです。写真は運ばれてきたアカウミガメと、一緒に添えられていた上撰 白鶴の御神酒。神棚へ供えられる金箔入の逸品に、漁師さんの心遣いが感じられました。ありがとうございました!(亀崎)

2月2、3日 三井物産環境基金2011年度助成団体交流会に参加してきました!

三井物産環境基金助成団体交流会が、今年は宮城県・仙台国際センターにて開催されました。今回は、「創造と連携-市民による東日本大震災からの復興-」というテーマで昨年の震災からの復興戦略を考えるシンポジウムが行われました。宮城知事の村井嘉浩氏や現地で復興活動をされているNPOや大学の方からは「元に戻す(復旧)」ではなく「将来を見据えた創造(復興)」を念頭に、阪神・淡路大震災の教訓を生かし魅力ある地域へと復興していく!という力強いお話を伺いました。大学、行政、企業、NPO、地元住民など様々な団体がそれぞれの強みを生かして復興活動をしていること、NPOだからこそできるネットワークがあるということなど、学ぶべきところがたくさんありました。「連携」は違った者同士が関わるので難しいところもたくさんありますが、うまく絡み合えばより大きな力になります。その方法について討議することができた今回の交流会での経験を今後の活動にも生かしていきたいと思いました。(植月)

1月28日 沖縄カメ宴会&情報交換会開催!

P1290104.JPGP1280086.JPGP1280095.JPG


1月28日、那覇市内のとある料理屋にて、毎年恒例の沖縄カメ宴会が開かれ、およそ30名のウミガメ関係者が集まりました。この宴会は、互いの健闘もみとめつつも、基本的には自分のフィールドの自慢話と馬鹿話に徹し、若者はそれを楽しく聞き、心地よく呑みあかすといった具合で、雰囲気的には初期の頃の日本ウミガメ会議と良く似ています。ただ、酔わないうちに、聞いておきたい話もあるので、今年は宴会に先立ち、漫湖水鳥・湿地センターにて情報交換会を開催しました。県内におけるこれまでの調査研究や保護活動の流れについて整理したり、各地の上陸産卵ふ化の状況や、侵食、浚渫、光害、食害、盗掘、混獲、不必要な卵の移植など、沖縄ならではの懸念や問題を共有したりすることができ、有意義な会合となりました。(松沢)

1月24日~31日 「ウミガメと環境・写真と漂着物展」が開催されます!

umigametokankyou.jpg2012年1月24日~31日 四万十市中央公民館ロビーにおいて、高知県四万十市で活動する溝渕幸三さんが「ウミガメと環境・写真と漂着物展」を開きます。写真以外にも、漢詩、詩吟、ブルーベリー栽培と多彩な才能をお持ちの溝渕さんの展覧会、必見です!!
LinkIcon「ウミガメと環境・写真と漂着物展」の詳細はコチラをクリックしてください
※本展示会は無事終了いたしました。 多数の皆様にお立ち寄り頂き、誠にありがとうございました。

1月1日 あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
お陰様で旧年中もウミガメや日本の砂浜に関する活動を展開させていただくことができました。悠ちゃん義肢プロジェクトの活動、種子島・野間池・室戸・島勝の混獲調査、全国各地の産卵・ストランディング・標識調査のまとめ、第31回国際ウミガメ会議への参加(米国・サンディエゴ)、そして第22回日本ウミガメ会議(沖永良部会議)の開催、それぞれに成果を上げることができたのは一重に皆様のおかげです。心より御礼申し上げます。今年の11月には鹿児島県・志布志にて第23回日本ウミガメ会議を開催します。その他の活動についても、HPなどでその都度ご報告させていただきます。今年も昨年以上に日本の浜辺の街が人とウミガメで賑わうことを目標に、心新たに活動して行く所存であります。
本年も変わらずよろしくお願い申し上げます。皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。(植月)