事務局だより2016

日本ウミガメ協議会

-Sea Turtle Association of Japan-

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更新日 2017-02-13 | 作成日 2009-04-02

日本ウミガメ協議会 事務局だより2016

2017年1月21日 神戸市立須磨海浜水族園にて理科授業「ロケット打上げとウミガメのつながり」を開催します!

※イベントはご好評につき定員に達しましたので、受付を締め切らせていただきました。たくさんお申し込みいただきありがとうございました。
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三菱重工グループは、アカウミガメの一大産卵地である種子島の宇宙センターからロケットを打ち上げていますが、生物多様性の保全を目的として、2015年から地元団体「TurtleCrew」との連携による日本ウミガメ協議会の保全調査を支援していただいています。今回、三菱重工グループが主催する理科授業において、松沢が、ウミガメの生態と産卵の神秘、絶滅危惧種の決め方、そしてNASAによるウミガメ保全の取組みなどを、ご紹介します。対象は小学生(1~6年生)で、参加者本人と保護者代表1名が無料でご参加いただけますので、お近くの方、ぜひお申込みください。



・日時:2017年1月21日(土)、1回目/10:30~12:00、2回目/14:00~15:30
・会場:神戸市立須磨海浜水族園・本館2階レクチャールーム
・対象:1小学生(1~6年生)
・定員:54名(先着事前申込制)
・申込先
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12月9日~11日 第27回日本ウミガメ会議(室戸大会)開催

IMG_4025.JPG12月9日~11日まで、高知県室戸市で開催した第27回日本ウミガメ会議室戸大会も盛況のうちに終了いたしました。3日間でのべ500人の方々にご参加いただき、盛会となりました。初日には「ウミガメ研修会」を開催し、実際にウミガメの計測や標識装着を行い、調査のノウハウを学んでいただきました。
2日目は開会式に始まり、四国のセッション、2016年日本のウミガメ状況の報告、ポスター発表、ミニシンポジウム「室戸の海とウミガメ」が行われました。特に、ミニシンポジウムでは、ウミガメだけではなく、室戸で獲れる珍しい魚達の写真や、室戸の行事などの写真を見ながら、漁師さんを含め地元の皆様からとても興味深いお話を聞くことができました。夜には毎年恒例の懇親会で、2次会、3次会と夜遅くまでウミガメトークが行われました。最終日の3日目には、各地の調査・研究についての口頭発表があり、実り多いものとなりました。
遠くからご参加いただいた皆様、会議の運営にご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
次回は2018年の2月に国際ウミガメシンポジウムとの同時開催となります。皆様お誘い合わせの上、是非お越し下さい。(松宮)

12月3日 徳島アカウミガメ上陸産卵調査報告会を開催しました

IMG_3984.JPGIMG_3991.JPG12月3日に徳島県阿南市の富岡公民館で徳島アカウミガメ上陸・産卵調査報告会を開催し、約20名の方にご参加いただきました。徳島県内の上陸産卵回数は年々減少傾向にあり、今年の産卵回数は昨年と比較しておよそ7割に減少しました。今年は、徳島県内でも有名な産卵地の一つである蒲生田海岸での上陸産卵が0回であったことが注目されました。今回の報告会では、徳島での上陸産卵回数変動の謎について会長の松沢が講演を行い、日和佐ウミガメ博物館カレッタの田中学芸員からは、徳島県内の各浜における周辺施設や街灯からの光の漏れ具合とウミガメへの影響についての講演がありました。
講演後には徳島での上陸産卵が減った原因が何なのかという議論が交わされ、来年、徳島の海岸にウミガメが少しでも戻ってくるために出来ることを参加者の皆様と一緒に考えました。(松宮)

10月29日 シンポジウム「島々が育むウミガメたち研究と保全の最前線から―」が開催されます!

20161029symposiumposter.gif↑クリックしてPDFをダウンロード10月29日(土)13時~17時、鹿児島大学総合教育研究棟203号室にて、鹿児島大学重点領域研究(島嶼)シンポジウム「島々が育むウミガメたち研究と保全の最前線から―」が開催されます。演者は奄美の興克樹さんと須磨の石原孝さんで、松沢が前座を務めます。研究者向けではありませんので、わかりやすくお話しします。参加無料、事前登録不要です。お近くの皆様は、是非お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。
LinkIconシンポジウムの詳細はコチラをクリック!

9月27日 第27回廃棄物資源循環学会に参加しました

市民フォーラム 協議会活動紹介.JPG市民展示 協議会活動紹介.JPG9月27日に和歌山大学で開催された第27回廃棄物資源循環学会に参加し、市民フォーラムにて出展・発表を行いました。「生物多様性と循環」がテーマの市民フォーラムでは、各団体からの活動報告発表がありました。
日本ウミガメ協議会も活動報告を行い、人間活動がウミガメに与える影響などを発表しました。(松宮)

7月29日 「Blue Ocean Project」 2016年のコラボTシャツ登場!!

Tシャツ画像1.jpgBlue Ocean Projectとは、豊島(株)さんの展開するオーガニックコットンブランド「オーガビッツ」による、日本ウミガメ協議会の支援活動です。今年も「Blue Ocean Project」のコラボTシャツが登場しました!2016年7月15日(金)からファッションブランド「ikka(イッカ)」さん各店舗で寄付付きのコラボTシャツを販売中です。今年トレンドのペイズリー柄デザインをはじめとしたVネックTシャツ全3型です。オンラインショップでもご購入いただけますので是非ご覧ください!


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LinkIconBlue Ocean Projectの詳細はコチラから!
LinkIconikkaオンラインショップはコチラから!

7月8日 紀宝町七里御浜の井田海岸で3年ぶりの産卵がありました

紀宝町井田海岸上陸跡.jpg今月8日の朝、紀宝町ウミガメ公園前の井田海岸にアカウミガメの上陸跡があるとの連絡を受け、ウミガメ保護監視員の萩野進也氏とともに調査したところ、産卵を確認しました。
紀宝町ではウミガメ保護監視員がウミガメの産卵シーズンになると 毎朝海岸を歩き、上陸産卵調査を行っています。今回の産卵は2013年の7月以来、3年ぶりの確認となりました。私が紀宝町ウミガメ公園に赴任してから、初めての産卵確認となりました。次回の産卵を楽しみに明日も浜を歩こうと思います。(田中)

6月10日 平成28年度和歌山県みなべ町千里の浜調査を開始しました

6月10日より和歌山県みなべ町千里浜において、当会調査員とボランティアによるアカウミガメ上陸産卵状況調査を開始しました。千里浜は日本有数のアカウミガメ産卵地であるとともに、1981年から現在までの35年間、ウミガメの調査が続けられている世界でも貴重な産卵地です。毎年産卵シーズンになると、千里浜の近くにある千里観音というお寺に常駐させていただき、毎晩20時半から4時ごろまでアカウミガメの上陸産卵状況を調査し、体サイズの測定や標識の装着を行っています。今年は5月18日から上陸・産卵が確認され、当会調査員が調査を開始した6月10日にも上陸・産卵を確認しました。今年は去年に比べて出だしが良く、これから多くの産卵が確認できるのではと期待しています。(松宮)

5月21日 平成28年徳島県アカウミガメ上陸・産卵調査講習会を行いました

徳島講習会(2016.5.21)①.jpg徳島講習会(2016.5.21)④.jpg今年もウミガメの産卵がはじまり、徳島県では5月16日に県内初産卵が確認されました。5月21日には、今年で18年目となる徳島アカウミガメ上陸・産卵調査講習会を美波町の日和佐公民館にて開催し、約20名の方にご参加いただきました。講習会では、松沢が、アカウミガメのIUCNレッドリストでの再評価や、ウミガメのプラスチック類の誤飲についての基調講演を行い、その後の意見交換では、各浜で調査をされているみなさまからの報告や問題点などが聞かれました。また、日和佐ウミガメ博物館カレッタの田中学芸員からは、徳島県内の各浜における周辺施設や街灯からの光の漏れ具合についてのお話がありました。子ガメには正の走光性があり、明るい方へと向かう習性があります。そのため、後背地の照明の位置やその強さによっては、海へと向かう子ガメたちに影響を与える可能性があります。海へと向かった子ガメたちに思いを馳せ、成長して日本に戻ってくることを願い、調査に参加した際には、産卵数や孵化率だけでなく、子ガメたちの足跡がしっかりと海へ向かっているかどうかも注意深く見なければいけないと感じました。(松宮)

2月27日 第一回水族館大学「ウミガメ保全と大学・水族館 ウミガメ親父の反省会」のご案内!

umigame20160227-1.gif↑PDFはコチラをクリック当会前会長、亀崎直樹氏のコーディネートにより、標記シンポジウムが、下記の要領で開催されます。同氏とともに長年日本のウミガメ界を牽引されてきた菅沼弘行氏、大牟田一美氏をはじめ、多彩なウミガメ屋が集い、我が国におけるウミガメの保全・研究や大学・水族館・現場の協働関係を振り返るとともに、次の世代が負うべき課題について話し合うことになります。数々の若人の人生を狂わせてきたカリスマたちが共演する贅沢な会ですが、なんと、参加無料です。お近くの方は、是非ご参加ください。


◆第一回水族館大学in京都 ウミガメ保全と大学・水族館 ウミガメ親父の反省会
  -ウミガメの保全現場の親父たちは大学や水族館をどうみてたのか?-
◆開催日時:平成28年2月27日(土曜)9時~16時30分
◆開催場所:京都大学理学研究科セミナーハウス(京都市左京区北白川追分町)
◆参加費 :無料 (申込不要)
◆主催 :京都大学野生動物研究センター・神戸市立須磨海浜水族園
◆共催 :京都大学霊長類学ワイルドライフサイエンスリーディング大学院
◆講演内容:(敬称略)
 ・日本のウミガメ研究と保全の概観 日本ウミガメ協議会 松沢慶将
 ・海洋博公園におけるウミガメ研究 沖縄美ら島財団 河津勲
 ・名古屋港水族館におけるウミガメ研究 名古屋港水族館 粟田正徳
 ・日本におけるウミガメ関係の博士論文の分析 須磨海浜水族園 石原孝
 ・東京大学で行われたウミガメ研究の紹介 東京大学大気海洋研究所 楢崎友子・佐藤克文
 ・小笠原におけるアオウミガメの保全活動 ELNA 菅沼弘行
 ・屋久島におけるアカウミガメの保全活動 屋久島うみがめ館 大牟田一美
 ・遠州灘海岸におけるウミガメ保全の問題点 表浜ネットワーク 田中雄二
【パネルディスカッション】
 ・ウミガメ保全において大学・水族館のはたした役割
  -日本の野生動物の保全と研究はどうあるべきか-
  司会 岡山理科大学/須磨海浜水族園 亀崎直樹

1月16日 「林修の今でしょ!講座傑作選」でウミガメの秘蔵動画!

1月16日(土)14:20~16:00に、テレビ朝日の人気番組「林修の今でしょ!講座」のスペシャル版で東京大学大気海洋研究所教授佐藤克文さんが出演します。アカウミガメが外洋でどのようにしてエサをとるか、貴重な映像とともにわかりやすく解説します。昨年、12月8日には放送されていない内容もたくさんです。どうぞ、お見逃しなく。
なお、テロップ・ナレーションの監修は前回同様、松沢が担当しました。

1月2日 理科授業「ロケット打上げとウミガメのつながり」で参加者募集中!

151227_Umigame_poster.gif↑ポスターのPDFはコチラをクリック三菱重工グループは、アカウミガメの一大産卵地である種子島の宇宙センターからロケットを打ち上げていますが、生物多様性の保全を目的として、2015年から地元団体「TurtleCrew」との連携による日本ウミガメ協議会の保全調査を支援していただいています。今回、三菱重工グループが主催する理科授業において、松沢が、ウミガメの生態と産卵の神秘、絶滅危惧種の決め方、そしてNASAによるウミガメ保全の取組みなどを、ご紹介します。
小学生から一般の方まで無料でご参加いただけますので、お近くの方、ぜひお申込みください。


・日時:2016年2月11日(木・祝日)、1回目/10:30~12:00、2回目/14:00~15:30
・対象:1回目/小学生の方、2回目/一般の方(中高生含む)
・定員:各60名(先着事前申込制)
・会場:三菱みなとみらい技術館
LinkIcon三菱みなとみらい技術館の詳細はコチラ
・申込先
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1月1日 新年明けましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年は、全国的にアカウミガメの少子化が問題となりましたが、当会事務局では結婚、出産と祝い事が続きました。そのため、戦力不足気味で、関係者の皆様方には何かとご不便ご迷惑をおかけいたしました。改めてお詫び申し上げます。
また、そのような中でも、引き続き全国の産卵・ストランディング・標識調査のとりまとめ、混獲調査、黒島研究所の運営、第26回日本ウミガメ会議(一宮会議)の開催、定置網脱出装置の開発のほか、種子島での産卵個体識別調査など新しい取り組みも挑み成果を上げることができましたのは、職員の奮闘はさることながら、当会の理念と活動にご理解ご賛同いただき、変らぬご支援ご協力をくださった皆様方のご厚情の賜物です。心から厚く御礼申し上げます。
近年、各地で護調査を牽引されてきた大先輩達が一人また一人と引退されていく中、蓄積されてきた知恵とデータを世に残すことと、後継者育成、世代交代は急務です。私どもは、先輩達から引き継いだバトンを確実に次代に受け渡せるよう、今年も初心を忘れず、真摯に汗をかいていく所存です。引き続きご支援ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。なお、今年のウミガメ会議は、12月9-11日に高知県室戸市に開催いたします。大勢の皆様にご参加いただきたく思います。今から手帳にご記入いただきますよう、宜しくお願いします。
2016年丙申の年が、ウミガメと取り巻く自然環境とそして関係者の皆様方にとって良い年となりますことをお祈り申し上げます。

日本ウミガメ協議会会長 松沢慶将