ウミガメについて知りたい

ウミガメを学ぶには

ウミガメの事をもっと知りたい方におススメの書籍と教育機関のご紹介です

書籍

 
 

『ウミガメの自然史』

日本で初めてのウミガメの教科書

古くから人々に親しまれてきたウミガメ―日本の砂浜で産卵するウミガメはどこからやってくるのか。産卵や回遊をはじめとする生態、進化、生理、保全、そして日本人とのかかわりまで、ウミガメの生物学について日本で初めて体系化した1冊です。
 

 
 

『日本のアカウミガメの産卵と
 砂浜環境の現状』

アカウミガメが上陸・産卵する、国内の主要な海浜の現状をまとめた資料集

日本国内200箇所以上に上るアカウミガメの主要な産卵浜の現状を、その上陸産卵数と共に記録した資料集です。このウミガメの産卵に関するデータは、多くのボランティアの献身的な努力の結晶であり、本資料は「この時代にこの砂浜のデータを得たのは誰か」という事を記録に残すことを目的に編纂されています。
 

 
 

『アカウミガメ』和英併記版

ウミガメ保護活動の礎を築いた近藤康男先生による著作です

世界最古とされるアカウミガメの本格的な調査は1950年に一本 の棒温度計からはじまりました。徳島県の日和佐中学校科学部によるウミガメ調査をまとめた『アカウミガメ』その存在はひろく知られていますが、手に入りづらい本でした。この第3版は80代の教え子が、恩師である近藤康男さんの90歳を迎えることを記念し、英訳を進めていました。それを知った協議会も翻訳や編集、発行の協力をさせて頂きました。日和佐中学校科学部の色褪せしない素晴らしい研究を、日本のみならず世界中にお届けできることになりました。

 
 

『サスティナビリティと経営学』

当会会長が11章を執筆した接続可能なビジネスモデルを提示した一冊

自然環境・生態系と人間の経済活動の共生を図る環境経営の重要性が高まっています。本書では、環境問題と経済活動の因果関係を検証し、企業の環境責任を明らかにしています。また具体的な事業の実践例を多く紹介し、今後の接続可能なビジネスモデルを提示します。

教育機関

 専門学校

大阪ECO動物海洋専門学校では日本ウミガメ協議会の事務局スタッフが講師を勤めており、海洋生物保護コースでは和歌山県のみなべ町や高知県の室戸での校外実習を行っています。 

大学

ウミガメに関する研究を専門で行える学部はほとんどありませんが、いくつかの大学ではウミガメ調査サークルが独自に活動し、毎年開催される日本ウミガメ会議でその成果を発表しています。
(例:東京海洋大学、三重大学、高知大学、宮崎大学、鹿児島大学、琉球大学など)
学部生の卒業研究として当会では、各指導教官の許可を得てから指導および共同研究を行っています。  

インターンシップ

インターンシップとは、「在学中・卒業直後の学生が、自分の専攻や将来のキャリアと関連した就業体験を一定期間行なう」制度のことです。日本ウミガメ協議会はインターンシップ生を広く受け入れています。
詳細については「研修生募集」のページをご覧ください。
研修生募集